
国際行政書士の佐久間です。
今日は、午前中慌しく動いておりました。
朝から東京入管へ行って、
Bカウンターで就労ビザの更新の申請をして、
Aカウンターで配偶者ビザの受け取りをして、
6階にあがって仮放免申請の書類をもらって、
大慌てで事務所に戻り、
11時00分からアメリカの証券会社の社員さんとの
電話ミーティング・・・
アメリカは夜の10時なので、
時間的にこれ以上後ろにはずらせないため、
日本時間11時のミーティングとなりました。
仮放免とは、あまり一般の方には
なじみのない手続きだと思いますが、
要するに、
オーバーステイなどで
入管に収容されてしまった方を
外に出してあげる手続きで、
刑事手続きにおける「保釈」
に近い手続きです。
オーバーステイをされている方が
自主的に出頭して収容されている場合には、
仮放免が許可されることもあり、
条件が良ければ職権で出ることさえ
あるのですが、
逮捕されて収容されている場合には、
「不本意ながら収容されている」
と推測されるため、
逃亡の恐れもあり
なかなか簡単には認められません。
仮放免を担当する違反審査部門の
スペースは広くなく、
いつも混み合っていて、
いかに入管に収容されている
外国人の方が多いかを
実感します。
今回の案件も
あまり有利な材料が無く、
厳しい申請となるのですが、
少しでもその可能性を
引き出すべく
頑張りたいと思っています。
ではまた
