こんにちわぐ、こんばんわぐ、おはようございます。
久しぶりにブログを書こうと思えるアニメに出会えたのでちょっと感想をまとめてみようと思います。
結構前に流行っていた?というか悪い意味で目立っていた
『異世界はスマートフォンとともに』
がちょうどアマゾンプライムで配信されていたので一気に視聴してみました。
結論から言えば「いうほどクソアニメか??」ということです。最低限のストーリーは練られています。ただ見ていて不快な部分があることや主人公に感情移入できないほど倫理観が崩壊していると思わざるを得ない部分があることからクソアニメ認定をうけているのではないかと思いました。
twitterの前評判というか放送時の記憶で
「クソアニメ」
「無理やりハーレム」
「スマホ太郎」
「11話」
などなど度々悪いほうの意味では知っていたのですが・・・
百聞は一見に如かず
知らない作品を食わず嫌いするのはオタクとしてよくないし、wikiみたら意外と声優さんたちが豪華で声豚としては見ざるを得ない感じになったので軽い気持ちで視聴開始しました。
以下はネタバレを含みます。
視聴してみた結果、この作品を占める要素を3つに絞ると
「スマホ」
「チート主人公」
「ハーレム」
となると思います。
これを一つずつ分類してみていきましょう。
第一の「スマホ」です
異世界でスマホが使えるって何事だよって思いますよね。充電は?電波は?検索サイトのサーバーは???とかいろいろ考えますが現実世界に読み聞きするだけの干渉を許される設定があるということ、充電は魔力で行えるということ、それをうまく活かして作品に活用できているのではないかなと思いました。
「スマホがあるからどうにかなる」って瞬間は現実世界でも結構あると思うんですよ。
例えば彼は1話で異世界に飛ばされたのちに、その世界の文字の読み書きができないという欠陥があることが判明します(神様は基礎能力を上昇させるエンチャントを主人公にかけているにも関わらず)
そこで彼は看板の文字が読めないのにも関わらず、自分を救ってくれた店主から宿屋の場所を聞き「看板の文字を読めばわかる」という説明をうけ、スマートフォンのマップを開くんですね。そこには日本語でマップに宿屋の名前が出ているわけです。
現実世界でもこういう瞬間ってありませんか?異国の地で知らない言語でもスマホのマップではしってる文字に変換されていて探せるってのはスマホをうまく活用できた事例じゃないかなと思います。ここは本当に感心してみれたので1話はとても楽しかったです。
その後もスマホを使って敵の位置情報を特定、スマホにエンチャントをかけることで複数対象に魔法をかけることができるようになるなどスマホの活用の幅を広げていくわけです。
実際にスマホの活用の幅って広がり続けてますし近くにいる人の位置情報の特定もできるツールは実際に存在していたりしますし。
スマホだけに絞ってこのアニメを見ていると意外と感心させられたり、なるほどねとなったりする部分は非常に多く存在しています。邪念を捨てて「スマホの可能性」に注目してみると楽しく見れるのではないでしょうか。僕はこれがあったのでこの作品をすごく楽しく見れました(11話までは)
第二の「チート主人公」はまぁありがちっちゃありがちな話です。
主人公は一度死んでいて神様からいろいろな力を授けられた状態で異世界へと飛ばされています。
異世界における魔法は全部で6属性存在しており火・水・風・土・光・闇があります。
さらにこれにプラスして勝手に個人の中に目覚める無属性魔法というものが存在していて、個人個人で使える無属性魔法は共通ではないという設定もあったり。
そんな中でも主人公はすべての属性の魔法と、名前を聞けば無属性魔法が使えるという能力をもっています。
これだけ聞くとまぁほかにもそういうキャラいるんじゃないのみたいな話になりますよね。
異世界では3属性以上の魔法が使えるだけで珍しいと言われるそうです(仲間の魔法使いも3属性)
そして、無属性魔法は伝説的になっているものも多く存在しており、主人公は作中でその伝説級の無属性魔法を惜しげもなくつかっていきます。
その魔法のおかげで王様の弟から好かれたり、王様の娘を嫁にもらったり、移動距離を短縮できるゲートというチート魔法をつかって様々なチートをしていくのみならず、異世界において自転車や銃剣の開発などそりゃあもう多数のチートをします。
俺TUEEEなのはわかりますし、すっきりするくらい強いです。無属性魔法も戦うときは相手を滑らせる魔法くらいしか使わないで戦おうとするあたりは好感が持てます。
しかし、銃剣にゴム弾を装填して(決闘とはいえ)味方を撃ったり、「ゴム弾だから撃っても抵抗はないよね」と言うセリフがあったりします。ちょっと主人公としてどうなのっていう部分がありますが後者は人が殺されそうな状況ということもあり譲歩の余地はありますが、あまり好ましくはありません。6話くらいまではだいぶ謙虚に能力を使っていたのに7話くらいから急に悪い意味でも能力を使うようになり始めます。(それ以前にも容赦なくモンスターを惨殺しているから片燐を見せていなかったと言えば嘘になりますが)
大いなる力には大いなる責任が伴う。しかしチートなら話は別。見てて若干イライラし始めます。7話以降特に。
そして、この能力と彼の鈍感かつ純情な思春期男子の性格に惹かれて女子たちがあつまってきます。
第三の要素「ハーレム」です
ラノベではお決まりの展開ですね。ソードアートオンライン然り、インフィニット・ストラトス然り、チートな男が一人いれば女の子は自然と集まってくるものです。
この作品でも無論、女子があつまってきます。
冒険家の双子、異国の剣士、王様の姪っ子、王女、妖精の王etc....
まぁありがちっちゃありがちですし、ムカつくも何もこうなることは予想できてたって感じになるわけです。そして全員が異様にかわいい。すべてに目をつぶってこの作品の女の子がかわいいっていうのだけでも十分に価値があったんじゃないかって思えるレベルに本当に女の子たちがかわいい。僕は初めて高野麻里佳さんのことを認識できてとても嬉しかったです。僕はユミナちゃんがすき。
ただやっぱりなぜか羨ましくなってしまうのがオタクの性というのでしょうか。ちくしょう・・・ってなるシーンが多いです。
風呂場をのぞいてしまう、スライムに衣服を溶かされる、などなど・・・・・。
一番謎なのは急にディープキスし始めて頭がポカーンとなるシーンがあります。それも設定上必要なキスが羨ましいから私もしろというキスです。羨ましいです。は???ってなります。
意味が分からないです。感情が死にます。
あと水着回で異様に水着の作画に気合が入っています。異様に胸から足にかけて作画がローション塗ってるんじゃないかってくらいヌラヌラ輝いてむっちりしています。エッチです。スケベです。
ハーレムものにお決まりの「一部のキャラ以外からの愛情に気が付いていない」という良くある設定も重なり、彼が好意に気が付かないせいで女の子たちが顔を真っ赤にするというシーンが何度も何度もありいい加減にせんかいとなるわけです。
そして極めつけは全員と結婚することを約束するシーン。
王女と結婚することは序盤で王様とも話し合った結果決まっていたことではありますが、王女が独り占めするのではなく好きな人をみんなでシェアしようという考えに至り、周りも納得します。(なんで)
確かに日本では一夫一妻制があることで、こういったものには抵抗があるかもしれません。しかし外国では一夫多妻を認めているところもあり、族長や王様となれば第二婦人、第三婦人がいるのも珍しい話ではありません。
そう、ここは異世界、なんでもありなのだ。
彼はハーレムを受け入れる決断をするわけです。
結婚はまだできないけど、これから必ずするから!ダメだと思ったら見限っていいよ!という彼の叫びも
「好きになったのは私たち、うらぎるわけないじゃない」と口をそろえて全員ベタ惚れ
虚無ですね。羨ましいです。
しかも、アニメ版で婚約した4人に加えて今後も増えて9人の妻ができることが最終話5分前に示されます。いったいどういうことなんだ。これは二期なのか?二期フラグってとっていいのか???ってか最終話お前何人とキスしたよ?????って感じですね・・・・。
最後の部分については非常に個人的恨みがありつつもハーレムものとしての展開では王道を抑えていることからこういった作品が好きな人は楽しく見れる部分も多いんじゃないかなと思いました。
ダラダラと長文を書いてきましたが、僕から言えることは冒頭にも書いたように「いうほどクソアニメか?」ということです。
Twitterでの評判を見る限りもっと酷いものなのかなと思っていたのですが意外と面白くてびっくりしました。スマホの使い方だったり王族が行き当たりばったりで適当すぎたりしてちょっとこれどうなの、という描写は確かにありました。明らかにおかしい設定や脈略の繋がらないセリフなど、ツッコミを入れるべきポイントはありますが目を瞑れるレベルで収まっていることもあり、楽しく見れる部分も多かったと思います。何度も言いますがスマホの使い方だけは良く練られています。
Twitterでの前評判だったり、周りの人たちの話を聞く限りでは「これを見るより有意義な時間の使い方はある」と思っていましたが、実際にこの作品を見てみたら「見てよかったな」って思えるレベルでした。
この作品、人によって感じるものは様々だと思います。だからこそ、まだ見ていない人は見てほしいなと思います。
最後まで見たとき、あなたはきっとこう思うでしょう。
「これ、マジ?」