こんにちは、料理家でワインスペシャリストの沢樹舞です。


素晴らしい体験をしました。


なんと、佃煮とワインのマリアージュ!


創業240年と言う老舗佃煮店

「新橋 玉木屋」さん







創業は江戸中期、天明二年(1782年)


将軍では徳川家治、田沼意次が大老をしていた時代ですね!


天明飢饉などが起き農村は疲弊した時代ですが、一方で江戸の商人が力を強め、町人文化がますます発展し拡大していきます。


地方から江戸への人口流入も増大し、外食も発達し一般化するのもこの頃です。


佃煮の歴史は、江戸開府に遡り、徳川家康と切っても切り離せない関わりがあると伝えられています。


江戸初期に家康に縁あって大阪佃村から江戸に移り住んだ漁師が、小魚を甘辛く煮て保存食にしたのが始まりとされます。


(…だから移り住んだ場所が佃島と呼ばれるように)




…まあ、そんな歴史ネタはともかく(笑)、


今回のイベント、


マッキー 牧元 さんのプロデュース、レシピは うすいはなこ 先生。


…というゴージャスな企画です!


佃煮はごはんのお供としては言うまでもなく、日本酒のつまみにも最高ですが、


ワインと合わせる…となると、ちょっと新たな要素が加わるのです。


ポイントとなるのは酸味。そして渋み。



白飯や日本酒には少なく、ワインに多く含まれる酸味や渋みに、甘辛い佃煮をどう繋げ、フィットさせるか…


一品一品に掲載され尽くしたプラスアルファなトッピングが素晴らしかった!


いやー、発見と感動の連続でした。




玉木屋の社長、田巻恭子さんと…




ご一緒くださった畑仲間のふるいさいこさん。



もう我が家に佃煮のストック必須…とばかり山ほど買って帰りました(笑)。


翌日、さっそく佃煮レシピに挑戦!




レッスンの残りの鰻の白焼きに、鰻の山椒煮でダブル鰻のパスタ!




玄米のフェットチーネにきゅうりの千切りを和えて、マイクロハーブにカッテージチーズをオン!


いやー佃煮、本当にすごーい!



玉木屋の田巻社長、ありがとうございました!


また是非お邪魔いたします。