先日、久しぶりに、嬉しくて号泣する出来事がありました。

朗報が届くならば午後8時位だろうと、夕方からドキドキしていました。

もしも願いが叶ったならば、このワインを開けよう。

セラーから1本のワインを出して待ち構えていました。

「イエルマン ワー・ドリームズ2001」。



イタリアの白ワインの最高峰。

フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の「イエルマン」が手がける世界に誇るワインです。


そして、午後8時ちょうど…

遂に、その願いが叶い、開けました!



ご覧くださいませ、この色調。

茜がかった艶めくゴールド。

18年我が家のセラーで寝かせたシャルドネが、これほどまでにパワフルにたおやかに熟成するとは!

唯一無二の味わい…もう美味しすぎて倒れそう。

 

イタリア最高峰の白ワイン「Were Dreams」は、

シャルドネという国際品種を使用しバリック熟成という、当時のイタリアでは革新的な方法を用いて造られた記念碑的作品。

このネーミングには、イエルマンのオーナーであるシルヴィオ氏の想いが込められています。

フリウリから世界に通じるワインを生み出す、そんなメッセージなのでしょう。

「Were Dreams」は、夢だった…ではなく、夢が叶った。と、わたしは訳しましょう。


人生の素晴らしい時間には、素晴らしいワインがある。

久しぶりにそれを味わった夜でした。