先日、久しぶりに、嬉しくて号泣する出来事がありました。
朗報が届くならば午後8時位だろうと、夕方からドキドキしていました。
もしも願いが叶ったならば、このワインを開けよう。
セラーから1本のワインを出して待ち構えていました。
イタリアの白ワインの最高峰。
フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の「イエルマン」が手がける世界に誇るワインです。
そして、午後8時ちょうど…
遂に、その願いが叶い、開けました!
茜がかった艶めくゴールド。
18年我が家のセラーで寝かせたシャルドネが、これほどまでにパワフルにたおやかに熟成するとは!
唯一無二の味わい…もう美味しすぎて倒れそう。
イタリア最高峰の白ワイン「Were Dreams」は、
シャルドネという国際品種を使用しバリック熟成という、当時のイタリアでは革新的な方法を用いて造られた記念碑的作品。
このネーミングには、イエルマンのオーナーであるシルヴィオ氏の想いが込められています。
フリウリから世界に通じるワインを生み出す、そんなメッセージなのでしょう。
「Were Dreams」は、夢だった…ではなく、夢が叶った。と、わたしは訳しましょう。
人生の素晴らしい時間には、素晴らしいワインがある。
久しぶりにそれを味わった夜でした。