ワインの仕事に携わる者にとって、
インポーターさんの試飲会はワインと出会う最大のチャンス。

会場には、ズラリとワインが並び、
参加者は思い思いにテイスティングすることができます。
レストランのソムリエやショップのバイヤーさんは、
ここで気に入ったワインを自店に仕入れるわけですから、
試飲会こそがワインビジネスの最前線と言えるでしょうね。

そういえば、わたしが生まれて初めて試飲会に出掛けたのは、
11年前にちょうど今ごろでした。
秋にオープンを控えたミキータのワインを決めるために、
幾つかの業者さんの試飲会に行きました。

会場に並んだ50とも100とも知れないワインの数に圧倒され、
また、その場にいる「ワインのプロ」達に圧倒され、
右往左往していたことが、今となってはとても懐かしい…。


さて、昨日は、ファインズさんの試飲会に出掛けました。

「イタニズモ / Italianismo(イタリアワイン試飲会)」

ファインズさんが扱うイタリア12社のアイテムが全て並ぶ!
こんな貴重な機会、滅多にありません。

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会場の一角、
よ~~く見ると、あの店のソムリエ、この店の店員さん…。
皆さまもお馴染みの方が、きっといらっしゃるはず。
ソムリエさんは私服だとイメージが違って解りづらいですが(笑)。


ファインズさんが日本に紹介する代表的な作り手といえば…

バローロやバルバレスコで有名な「チェレット」

キャンティの代名詞的存在の名門「マッツェイ」

芸術的なアマローネを作る「ジュゼッペ・クインタレッリ」

…など、その地域を代表する横綱級の作り手がズラリ。


今回、圧巻だったのが、チェレットの
「バルバレスコ」垂直試飲コーナー!

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チェレット・バルバレスコ・ベルナルドット
2003、2004、2005、2006

その他に、バローロも、
ブリッコ・ロッケ ブリッコ・ロッケを始め、
ブリッコ・ロッケ・ブルナーテやブリッコ・ロッケ・プラポなど、
水平でズラリ。

バローロ&バルバレスコを、これだけ水平垂直したのは初めてだぁ~目

※垂直~同じ銘柄のワインのヴィンテージ違いの試飲
※水平~同じ作り手の別の畑のワインの試飲


そして、有料試飲コーナーでは、
憧れのジュゼッペ・クインタレッリを試飲できましたラブラブ!

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大のアマローネ好きなわたしでも、
ジュゼッペ・クインタレッリを飲むときは清水の舞台…です。
だって小売りでゆうに4万円は超えるワインですからねぇ。
デートでこれを頼んだら、男の方に嫌われちゃいますよ~(笑)。


イタリアを代表する高級ワインを試飲する良い機会でしたが、
わたしのライフワークである
「美味しいデイリーワイン。おうちで気軽に楽しめるワイン」も
しっかりとチェックしてきましたよ。

たべるのや、ワイン王国で、ご紹介していきたいと思います。

どうぞお楽しみに音譜