サントリーさんが、国産のブドウを100%で生産する
「日本のワイン」の新シリーズを発表しました。


この日、発表会&セミナーが行われたのはサントリー美術館の6階にある特別サロン。

$沢樹舞のINTIMEな日常 Powered by Ameba-1


「ジャパン・プレミアム」
日本ならではの「産地」と「品種」の可能性を追求したシリーズ。

$沢樹舞のINTIMEな日常 Powered by Ameba-日本のワイン


産地シリーズ
・長野県 塩尻、北安曇、上高井 
・山形県 上山
・青森県 弘前、北津軽

品種シリーズ
・マスカット・ベリーA
・甲州
・リースリング・フォルテ(リースリングと甲州三尺の交配種)
・メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン


また、日本ワインの先駆けでもある
「登美の丘」シリーズからの新アイテム2種が発表されました。


レクチャーを受けながら、さっそく試飲です!

$沢樹舞のINTIMEな日常 Powered by Ameba-2


この日はなんと、日本ワインシリーズに合わせて、
「かんだ」の神田裕之料理長による一品料理も供されました!

$沢樹舞のINTIMEな日常 Powered by Ameba-3

マリアージュのポイントを説明する神田さん。

$沢樹舞のINTIMEな日常 Powered by Ameba-4

お料理として美味しいのはもちろんのこと、
どの組み合わせも、工夫を凝らした素晴らしいものばかり!

さすがは、ワインに造詣の深い神田さんのご提案です。


全アイテムを試飲しました。

$沢樹舞のINTIMEな日常 Powered by Ameba-5


個人的に非常に興味を持ったのは
「品種シリーズ」のマスカット・ベリーA。

どちらかというと、甘くベタッとした個性のある品種ですが、
このマスカット・ベリーAは非常に洗練されていて、
甘い果実味の中に美しい酸の「芯」があるのがとても印象的でした。
(山梨産82%、長野産18%)
長野産のブドウは一部樽熟したものをブレンドしているそうです。

このワインはいろんな料理に合わせたいな~と、むくむくイメージが湧く…。
神田さんは、このワインに、大間産めじ鮪を合わせました。
和辛子を添えたしょう油のジュレ、というレシピです!



こうひとつ、いいな~と思ったのは
やはり品種シリーズの「リースリング・フォルテ」

山梨県産のリースリング・フォルテ種を100%使ったワイン。
非常にすっきりとキレのある味わいで、過剰な香りがせず、
かといってとても上品で爽やかさもある。
素材を味わいをそのまま活かした料理にはうってつけ。
わたしは、木の芽を添えたりカボスを絞るような感覚で合わせたいな~、
なんて思いました。


日本のワインが、外国産のワインと同様に消費者に愛されるためには、
やはり価格がネックになります。
あらゆる意味でコストがかかる日本のワイン作りでは、
外国から入ってくる低価格で高品質のワインに太刀打ちできない…。

今回の「ジャパン・プレミアム」シリーズは、かなり頑張った価格設定だと思いますが、それ以上に「日本産」を「個性」として全面に打ち出したのは、素晴らしい戦略だと思います。

品種の選択然り、産地の選定しかり、その栽培しかり、
もちろん醸造の工夫も含めて。。

こうした日本産ブドウにこだわったワインをシリーズ化するに辺り、
ブドウ栽培農家との連携や、信頼関係の構築、価値観の共有は不可欠だったとのこと。


今後この日本のワイン達が、寿司ブーム、和食ブームに乗って、
世界中のワインファンに愛されることを願うばかりです。



最後に、お約束の…

$沢樹舞のINTIMEな日常 Powered by Ameba-6

侑貴子さんとのツーショット(笑)