この秋にリリースされるモエ・エ・シャンドンの
「グラン・ヴィンテージ 2003」を一足先に試飲する
ジャパン・プレミアに出席しました。

モエ・エ・シャンドン醸造最高責任者
   ブノア・ゴエス氏
      ×
  龍吟 山本征治シェフ

という最高のプレゼンテーションで味わう新ヴィンテージ。


2003年はヨーロッパを記録的な酷暑が襲い、
ブドウ栽培に大打撃を与えた反面、
その暑さが完熟したブドウをもたらした年。
格段に高い糖度と低い酸度がいったいどのような影響をキュベに与えたのか…。


興味津々で挑んだ試飲でしたが、、、

トレヴィアン!!!

いやぁ~、素晴らしい。
非常に興味深いユニークな仕上がりになってます!



これはワインジャーナリスト仲間と議論していることですが、
シャンパーニュの糖度と酸度と熟成の関係については、
再定義が必要だろう…と。
これはちと専門的なお話なので詳しくは別の機会に(笑)。


さてさて、この日饗されたアイテムは下記の通り。

モエ・エ・シャンドン 
グラン・ヴィンテージ 2003

モエ・エ・シャンドン 1995

モエ・エ・シャンドン 1990

モエ・エ・シャンドン 1976

モエ・エ・シャンドン 1956


あああ、生きてて良かった。。。


特に1956年は2003年に匹敵する「歴史的」酷暑の年で、
酸度の低さも2003年とほぼ同じ。
この`56年が42年の時を経てまだまだ若々しく溌剌としてる!
本当に仰天のお味。。。
だから糖度と熟成の関係は本当に再検討の必要があるのだ!!!

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今回「龍吟」のお料理も最高でした。
各ヴィンテージのキャラクターを研究しつくしたお料理。


ということで、ブノアさんと記念写真。

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素晴らしいヴィンテージをありがとうございました!!!