趣味は何ですか?
と聞かれることが多いんですが、
そのたびに、う~む、と困ってしまいます。


考えてみるとわたしって、意外と趣味が無いひとなんです。


ゴルフするわけじゃないし、
…というか体を動かすこと全般が苦手あせる
お稽古事にもまるで縁がない。


これまでの人生、ある意味、
好きなことを仕事にして生きているので、
趣味と仕事の線引きが極めて難しい。


もちろん、これ以上のハッピーは無いのですが、
ただ、趣味と仕事が直結していると、
無邪気に楽しめないというか、時としてキツくなることも多い。



たった今の仕事と全く関係が無く、
何も考えずどっぷり浸れるものがあるかしら?
そう考えたら、ありました、ひとつだけ。


時代劇!!!


わたし、何を隠そう、時代劇マニアなのです。


「時代劇専門チャンネル」と契約してるので、
毎日必ず、例え10分でもチャンネルをONします。
どんなに疲れて帰ってきても、
深夜に時代劇を観ているだけで、ホントに癒される…かお


ちょっと古いところでは、市川雷蔵の作品群や、
勝新太郎「座頭市シリーズ」、
陽気なところでは西郷輝彦&松坂慶子の「江戸を斬る」も好き。



でも、なんと言っても、
最も愛するは池波正太郎作品。

やっぱり中村吉右衛門版「鬼平犯科帳」
はハズせませんよね~ラブラブ


そしてわたしがTV時代劇の傑作だと信じて疑わないのが、
山崎努版キラキラ「雲霧仁左衛門」キラキラ

kumokiri


2月初旬、時代劇専門チャンネルで再放送したので、
久々にアドレナリンが上がりました!
(…とは言ってもビデオ持っているんですけどね・笑)


どうしてこんなに時代劇が好きなのか、
多分、子供の頃から、東西問わず歴史や歴史小説が大好きだからだと思うのですが、
時空を超え、場所を越え、
たった今の自分とかけ離れているからこそ、
感情移入できるな…と感じることが多いのです。

結局、江戸時代の町人だろうと、お城に住むお殿様だろうと、
あるいはローマの英雄も、マリー・アントワネットも、
人は人に泣き、笑うのです。
その普遍的な感情が、生っぽい現代モノよりも、
リアリティを持って響いてくることがある…。



…ということで、
この週末も、どっぷりと時代劇に浸ります。



ついでに、読書で江戸散歩音譜



山本 博文
江戸を楽しむ―三田村鳶魚の世界




山本 博文
切腹