上手くいく説明 | 量子論と脳科学ベースの引き寄せ理論

上手くいく説明

突然ですが、
あなたは毎日、
何かを説明していますか?

で、説明の結果、どうです?

思い通りの反応は得られていますか?

当たり前のことですが、
ビジネスに説明はつきものですよね。

あなたも毎日、誰かに対し、
何らかの説明をしていることと
思います。

そう、だってビジネスは
コミュニケーションですから。

それ無しでは成り立ちません。

お客さんに商品を説明する。
上司に企画内容を説明する。
役員に予算案をプレゼンする。
部下に活動方針を説明する。

などなど。

いつも誰かに何かを説明しているはず。

でも、説明は、説明したら終わり、
というわけではありませんよね。

説明の目的は、

相手に納得してもらい、
何らかのアクションを
起こしてもらうこと。

つまり、相手を「動かす」ことが
ゴールです。

あなたの説明は相手を動かしていますか?

「なかなか納得してもらえない。。」
「言うとおりに動いてくれない。。」
「うちのポチは言うこと聞くのに。。」

などと、嘆かれているならば、
今日お伝えする方法は
あなたのお役にたてると思います。

実は、相手に納得してもらい、
行動してもらうには、
人間の学習パターンというものを
理解する必要があります。

そのパターンとは、

「4つの学習タイプ」

です。

これは一体何かというと、
人間の学習パターンは主に
4つに分類されると言うものです。

実際、プロのコピーライターは、
この4つの学習タイプを考慮しながら、
広告やセールスレターのコピーを
書いています。

この4つの学習タイプを考慮して
説明を構築すると、
説明を受けた人は納得し、
行動を起こしたくなるのです。

あなたも、知らず知らずのうちに、
このテクニックを使用した文章を読み、
言葉を聞き、映像を見るなどして、
実は動かされているのです。

たとえば、

あるウェブサイトのセールスレターに
惹き込まれて、購入ボタンを
押したくなったことないですか?

テレビショッピングで、
思わず買いたくなってしまい、
電話したことはないですか?

まー、そこまではないにしても、
気付かないうちに惹き込まれている
コピーや広告って、意識すると
出てくるものです。

実は、そういうコピーや広告は、
この4つの学習タイプのテクニックを
使っているのです。

このテクニックはコピーライティング
はもちろん、プレゼンテーションや、
一対一の説明の時にも使えます。

そして、あなたもこのテクニックを
使うことにより、あなたの説明能力は
飛躍的に向上します。

いままで説得が難しかった上司や取引先、
指示どおりに動いてくれない部下が、
あなたの話に興味を示し、アクションを
起こしてくれるようになるのです。

それほど効果のある方法なので、
ぜひ習得し、実務や実生活に
活かしていただきたいと思います。

それでは、この4つの学習タイプを
今から順に説明していきますね。

4つの学習タイプ。
それは、以下の4タイプです。

1.なぜタイプ
2.なにタイプ
3.どうやってタイプ
4.今すぐタイプ

あなたも、この4タイプのどれかに
必ずあてはまります。

では、一つずつ、
それぞれのタイプを
説明していきます。

1.なぜタイプ

なぜタイプの人は、
なぜそうする必要があるのか、
理由がわからないと、
覚える気になれない人です。

もっと簡単に言うと、
やることによるメリット、
やらないことによるデメリット
を知りたがる人です。

2.なにタイプ

「それが何なのか?」がわからないと
覚える気にならないタイプです。

起源、歴史、定義など、
それがいったい何なのかを
知りたがるタイプです。

3.どうやってタイプ

どうやってやるの、という
疑問がわくタイプです。

起こすべきアクションを
具体的なステップにして
説明すると納得する人です。

4.今すぐタイプ

「それを知った今、何をすればいいのか?」
ということを知りたいタイプです。

そういう人には、「今すぐ~してください」
とお話すると、そうしたくなります。

以上が4つのタイプになります。

あなたも「俺はこのタイプかな~」
って心当たりありませんでしたか?

で、ここでよく受ける質問があります。

「説明する相手が何タイプか
知りたいのですが?」

それは、正直なところ、
その人と話してみないとわかりません。

その人が、日々の会話の中で
どの部分に関心を示すか
ということを観察しないと
わからないのです。

「では、タイプがわからない相手には
このテクニックを使用できないの?」

と疑問を持ちましたか?

いえ、使用できますよ。
説明に4つの学習タイプの要素を
全て盛り込めばいいのです。

実はこれにも理由が2つあります。

まず1つめ。

実は、誰でもこの4つのタイプを
全て持っています。

ただ、その中でも関心を示す度合が
強い項目が、4つのタイプのどれか
なのです。

ややこしいのでもうちょっと
簡単に言います。

あなたは4つのタイプを全て持っています。

でも、その中でも特に、
「なぜ」という部分に強い関心を示す場合、
あなたは「なぜタイプ」だと言えるのです。

ですから、一番確実なのは、
4つのタイプ全てを考慮して
説明することなのです。

理由2つめ。

普段から、4つのタイプ全てが
満足する説明を心がけていると、
プレゼンテーションなどの
一対多の説明時にも困りません。

普段から訓練をしておくことで、
さらに説明は上手になります。

ですので、たとえ相手が誰であっても、
一人でも、大勢でも、
4つのタイプを考慮した
説明が重要なのです。

もう一度、4つのタイプの要点を
簡潔にまとめますと、

1、なぜタイプ
それをやることのメリット
やらないことのデメリット
を説明に入れる。

2.なにタイプ
起源、歴史、定義などを
説明に入れる。

3.どうやってタイプ
やり方をステップにして説明する。

4.今すぐタイプ
今すぐにでもやるべきことを説明する。

以上、4つの学習タイプ、
いかがでしたか?

この説明テクニックを心がけることで、
あなたの説明能力は飛躍的に向上し、
結果、あなたへの信頼度も向上します。

また、説明がスムースにいけば、
当然仕事もスムースに進むようになるので、
時短にもつながります。

そして何よりも、説明が上手な人って、
やっぱりカッコイイですよね。

まさに「できる社員」って感じでしょ?

今日の内容をノートに書き写すなどして、
説明の前に、全部の項目が網羅されているか
チェックすることをおすすめします。

これが習慣になれば、
自然と4つのタイプを意識した説明が
出来るようになります。

是非、メール、プレゼン、一対一の説明などに
このテクニックを使ってみてください。

きっと効果を実感いただけると思います。

それでは、今日のメールはここまでです。

今後もあなたの仕事に役立つ情報を
どんどん配信していきたいと思いますので、
疑問点、聞きたいことがあれば、
どしどし連絡下さい!!

それではまた!