腸の造血 | 人間万事塞翁が馬

人間万事塞翁が馬

福から禍へ、そして禍から福へ

今読んでいる本に・・・
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と、ありました

が、どういうことかと申しますと


人間が口にしたものが血になり肉になるのですが、

そのメカニズムが、詳しく書いてありました


ウサギをある期間断食させたら

ウサギは空腹に耐えかねて、

自分の体毛や、飼育用の木箱をかじるそうです


その後、解剖すると、当然その腸内には

体毛や、木片がたくさん見られるのですが、

それらは、腸粘膜にびっしりと生えている

腸絨毛組織の細胞に取り込まれるように

食い込んでいたそうです


腸の働きがただ、必要な栄養素と、そうでないもの

それを選り分けるだけの膜であったなら、

腸絨毛のすき間にホコリのように、溜まることはあっても

腸絨毛の組織に取り込まれることはないはず・・・


腸絨毛の絨毛上皮細胞はドロドロに消化された

食物を自ら細胞内に取り込んで同化していくということなんです


そこから、血になるメカニズムはこれまた複雑で、

図解しないと文章では難解・・・

もちろん、細胞レベルのお話し


でも、腸は必要な栄養分だけを吸収するのではなく、

口にして、消化した物をそのまま取り込む・・・


食べた物が、直接血になるのです


腸がその働きをになっているのです