採用支援特命係長 高橋克典です。
昨日今日と色々な媒体で報道されていますが、
大手アパレル会社、レナウンが中国企業、山東如意科技集団
の傘下に入ることが発表されました。
中国企業の傘下入り=レナウン、7月末に40億円増資
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2010052400817
これに伴い、7名の取締役のうち3名が山東如意から
派遣されるそうです。
今後、このようなケースのM&Aが増えてくるでしょうし、
そうなると上司や同僚、お客が中国人というのが普通に
なるかもしれません。
話は変わりますが、ある外資系企業から中途採用支援の
お問い合わせを頂き、本日打ち合わせをしてきました。
その会社は昨年来リストラをしており、現在中途採用は殆ど
動いていません。ただ、この秋以降、中途採用が増える予定なのですが、
社内には担当を置かず中途採用業務を外部に委託しようとお考えです。
欧米の外資系企業の多くが、管理部門をアウトソーシングしようとしている中、
ある意味当然の流れとはいえ、この数年の変化の大きさを実感せざるをえません。
中国企業による買収にしろ、外資のアウトソーシング化にしろ、
現場の人には実に大きな変化です。
でも変化することが止められないのであれば、我々働く人間が変化に
合わせる必要があるし、どのような状況でも対応し、会社を移っても、あるいは
独立してもやっていけるだけの専門性や能力を養う必要があるのでは、と、
つらつらと考えさせられた一日でした。