こんにちは。吉岡です。
昨日、日本商工会議所による、会員の中堅・中小企業を対象に行った採用動向調査の結果が発表されました。
定期・不定期に新卒採用をおこなっている508社のうち、
2011年度新卒採用について
「採用予定あり」と回答したのは45.5%(231社)
「採用予定なし」は29.3%(149社)
「未定」が24.2%(123社)
という調査結果が出ました。
また、2010年度新卒採用をみると、原則として定期採用を毎年行ってきた262社の21.8%(57社)が、経営悪化などを理由に採用を見送ったそうです。
うーん、厳しい!
メーカー、金融などの大手企業については、2011年度の採用数を増やすというニュースを最近ちょこちょこ聞きますが、中小企業についてはまだまだ採用を抑制する(様子を見る)企業が多いようですね。
「(新入社員の)皆さんしか、この会社の人にもたらせない価値があると思ってます。
新しく入ってきた子が頑張っているという緊張感を、会社の人に与えるということは
皆さんしかできない。」
そう語るのはグリーの田中社長。
入社できてうれしい反面、右も左もわからない不安でいっぱいの時に
「あなたにしかもたらせない<価値>がある」
とTOPに言われたら、こんなに心強いことはないですね。
新卒採用に<価値>を見出せる、強い中小企業が増えることを願っています。