採用支援特命係長 高橋克典です。
週刊文春の最新刊号に、”内定が欲しければ「昭和」スタイルで行け”という記事がありました。
「就活って何だ」の著者である森健氏が書かれた記事です。
就職氷河期で、内定をまったくもらえない学生がいる反面、たくさんもらえる学生もいる。
企業にしてみれば、最後は「根性」「礼節」「配慮」の三原則だけで採るようなものであり、
そこが勝負の分かれ目になる、という記事です。
この記事を読んで、以前外資系企業で人事をしてた時のことを思い出しました。
その会社は有名ブランドを有すグローバル企業ということもあり、新卒採用では都内有名大学の
学生さんが数多く応募していました。
皆さん優秀で、エントリーシートも面接も、そしてグループディスカッションもそつなくこなします。
でも、今だから正直に告白すると、皆さん同じに見えてしまい、選別のしようがない不思議な感覚
がありました。
この記事に書かれているように、最後は人間の魅力が判断の決め手になったことを思い出しました。
結局、20年以上生きてきた証というか、人格を含めた人間力が勝負になるのだと思います。
学生さんには是非読んでいただきたい記事と思いました。