こんにちは、採用コンサルタントの小林浩輔です。
派遣法改正の議論が大詰めとなっています。
前職で派遣会社に勤めていたこともあり、大変気になります。
私が派遣営業をしていた頃は、まだまだ成熟されておらず、
派遣法も規制緩和の一途をたどっていました。
派遣スタッフの方を延べ1,000人以上担当し、実際には数千人の方々と話をしました。
オフィスワーク系の仕事を多く担当していたので、女性が中心でした。
おひとりおひとりとお話すると、子育てと両立されていらっしゃる方が多く、
「派遣」という仕組みをうまく活用されていらっしゃる方がほとんどでした。
「派遣」が企業側からも雇用者側からも「選択肢のひとつ」として認知してもらえていました。
ただ、業界が成熟期を迎え、過当競争が激化するにつれて、業界イメージが悪化したのは事実だと思います。
昨日の日経新聞に「20代の女性の離職率の高さ」を指摘する記事がありました。
少子高齢化が進む日本で、「女性の社会進出」「高齢者の雇用」はかかせないことです。
派遣法改正が、単純な規制に走るのはなく、日本の将来を見据えた柔軟な雇用の仕組みを
実現できる前向きな議論になることを願います。