幡随院長兵衛・ばんずいんちょうべい
過日、浅草の木馬亭で江戸時代、庶民の英雄だった幡随院長兵衛の芝居を
観ました。
幡随院長兵衛は、浅草 花川戸 で口入れ屋(今でいう人材斡旋業)を営んでいたといわれている人物です。
幡随院長兵衛の生き様は江戸の華と呼ばれ、「人は一代、名は末代の幡随院長兵衛・・」の有名なセリフで歌舞伎や落語 講談等で今でも演じられています。
芝居の内容は、若い者の揉め事の手打ちを口実に、旗本奴の頭領に呼び出され、幡随長兵衛はこれが罠であることを勘づいていたが、引きとめる周囲の者たちを「怖がって逃げたとあっちゃあ名折れになる、人は一代、名は末代」の啖呵を切って振り切り、殺されるのを承知で、一人で旗本屋敷に乗り込みました。
酒宴でわざと衣服を汚されて入浴を勧められ、湯殿で裸でいるところを襲われ殺されたという内容でした。
350年にわたり、歌舞伎や芝居で演じられてきた庶民のヒーロー幡随院長兵衛の名は、末代の今も、語り継がれている。