おもしろおかしく
過日、世界の分析機器のトップメーカーを築いた日本初の学生起業家といわれる京都の堀場製作所の創業者の堀場さんから、お昼を御馳走になり様々な話をうかがった。
堀場さんは、日本経済の活力を創造するには、多くのベンチャー企業を創生することにあるとの思いから、起業家育成に永年取り組んでおられ1924年生まれの大先輩である。堀場さんは、冷えたシャンパンを飲みながら、これまでの経験を通じて、シリコンバレー型でのVCを絡めたベンチャー育成ではなくて、大企業から新規事業を、外に出して分離独立させることが日本の育成させるあり方だ。そして、京都では、他人の真似をすることは、馬鹿にされるので、この地の文化や技術を生かし、独自の競争力のあるものを造らないと、生き残っていけない。だから、人生一回きりなのだから、楽しむことを忘れずに、おもしろくおかしくやればいいんや。と笑顔で語られた。そして、あんたに、聞きたいのだけど、といくつかの質問をしてこられ、目を閉じながら、聞いておられ、「アグリーや!」と、親父のような世代の堀場さんから、申し訳ないほどエールと元気をもらった。
帰りに維新の幕開けの舞台になったといわれる、坂本竜馬がよく常宿にしていたといわれる寺田屋を訪ね、その夜、銀座で会社のメンバーと飲み、その後、六本木で親しい経営者仲間とはしゃぎながら、翌日を迎え何とも濃い一日を終えた。


