第119回 「いま ここ」
「464,280」この数字は、これまで私が生きてきた時間だ。
人生は、いま、ここ、この瞬間、目の前で起きていることの連続にある。
いま、目の前に素晴らしいシーンや、チャンスがあるが、先々への願望に意識が行き過ぎていると、今を見失い、意識がここにない人生の連続になってしまう。
以前、新潟の佐渡を訪ねた際、目の前にこれまで見たことがないほどの美しい夕日が展開されていた。あまりにも美しい夕日が創り出す景観に心奪われ、太陽が沈むまで眺めていたことがある。
世界でも有数の夕日の景観が観れるスポットであるペナン島に行った当日、目の前で素晴らしい壮大な夕日が展開されていたが、明日も観れと思って出かけなかった。
その後、2日間雨が降り夕日を見ることはできなかった。
ビジネス世界で、一つの頂点を極めた人達は、その場で即断即決し、行動する人たちが多い。
以前、日本マクドナルドの創業者の藤田さんに、賑わっているうどん店の話をした際、「これから、そこに連れてってくれ」と、ベンツに乗ってパスタを食べに行き、その後、その企業に面談をしたことがあった。
特に、大手企業のトップになればなるほど「いま、ここ」決断し、結論を延ばすことをしない。
経営は、瞬間のいま、ここの決断と実行の連続だ。
自分が望んでいる人生の価値や目標を、ふだんからはっきりしておかないと、目の前にチャンスが来ても決断できなく、その機会を逃してしまう。
「いま、ここ」の決断が、今を生きる連続となり、人生を切り開いて行く。