25日、日本維新の会の橋下代表代行は徳島県徳島市、香川県高松市、高知県高知市と愛媛県松山市、宇和島市、大洲市の街頭演説で発言。
橋下代表代行の発言をまとめると下記の通り。
「龍馬さんも海の向こうを見据え、日本をどうしようか考えた。もう一度太陽を昇らせるために応援してほしい。公共工事をやるだけでは経済成長はしない。もう一度自民党政権に戻すのか。自民党は公共工事をやりまくろうとしてる。既得権を持っている人はしっかり守ってくださいと政治家に頼む。その代わり票はあげる。それが自民党と業界団体の関係。民主党は公務員と労働組合に首根っこを押さえられている。天下り団体以外に仕事を与えられない」
「3年前、有権者は政治に愛想をつかし、自民党政権に愛想をつかして、一度、民主党に委ねた。あのときは、日本国中が「これで日本が変わる、政治が変わる」と、熱狂で湧いていたが、3年たった今、残ったのは、不安感と失望感だけだ。だからといって、もう一度、自民党に戻すのか」
「あの3年前の状態がよみがえると思ったら、我慢ならず、日本維新の会を立ち上げた。業界団体の力を持った政治家は業界団体のための政治をする。公務員組織から力を得た政治家は、公務員組織のための政治をする。団体に所属していない皆さんが我々に政治の力を与えてくれれば、必ず、皆さんのほうを向いた政治をやる」
「なぜ日本国がここまで停滞してしまったか。既得権の票を当て込んで、本当の成長を考えずに、票をもらえる人のことしか考えない政治を20年やってきたから。我々にはしがらみがない。日本維新の会は、いい意味でも悪い意味でもお金もないし人もいない根無し草の団体。既得権の声には左右されない政治ができる。頼るのは国民一人ひとりの力。お金を支援してくれるようなところには頼らない」
「国会議員が無責任に決めた。社会保障を立て直すには国民に負担をお願いしなければいけないが、自民、民主の枠組みでは駄目。5%引き上げても社会保障制度の維持には不十分。それを国会議員は説明していない。民主、自民、公明の3党はそこを説明せず、しっかり議論した形跡もなく、とりあえず5%引き上げることを決めた。高齢化で支払いが増える中、国民に我慢をお願いし、負担してもらって持続する制度にする必要がある。このままでは税金が社会保障に使われてしまい、将来を担う子どもたちや若者に投資できない」
「自民党は公共事業で景気を回復すると言っているが、過去20年成長しなかった。根本が間違っており、競争で売れる商品をつくらないといけない。政治や行政がやる気のある企業にストップを掛けている。新規参入がなくなり競争がなくなった。自民が駄目で民主に政権交代させ、また自民に戻したら何も変わらない。農協の制度を改革し農業への新規参入を認めて海外との競争に勝ち抜ける強い農業を作り育てなければならない。最大の成長産業だが、企業が参入できないのは農協が止めているから」
「自民党も民主党も党首討論で経済対策の話をするらしいが、国会議員は何を言っているのか。20年間、政治家は経済対策をやると言い、成長戦略もつくってきた。20年間やって結果が見えない。あろうことか、自民党は公共工事をやりまくると言う。いつの時代の政治ですか。自民党の公約、最初の4分の1は公共工事のオンパレード。公共工事で日本は強くならない。いっとき金がまかれて工事がふえるかもわからないが、2年、3年たてば借金ばかり残る」
「公共工事を増やしたところで日本の製品、商品は売れない。不景気だというが、iPhoneは売れている。充電式扇風機はバカ売れ、自動掃除機はバカ売れ。商店街が景気が悪いと言うが、インターネットの商店街やネットの本屋は大繁盛。新しい技術で商売をやっている人たちは大繁盛。時代に合わせた商品やサービスで世界に競争しながら勝たなければいけない。やる気のある民間の皆さんを邪魔しない、妨害しない、これが公の行政の役割である。うまくいかない人たちをどうやって再チャレンジさせるのか。政治や行政が日本の経済を成長させることはできない」