2日、田中文科大臣は記者会見で大学設置認可の在り方について発言。
田中文科大臣の発言をまとめると下記の通り。
「(大学設置認可について)3校とも短大で4年制大学を新設したいというが、残念ながら認可するわけにはいきません。(大学設置・学校法人審議会について)大学設置認可の在り方を抜本的に見直す。大半の委員が大学関係者で、大学同士がお互いに検討している。またこのあとも同じように設置審にお任せしてやっていくのがいいかどうかは、火を見るより明らかですから、多様な視点で判断してもらえる人選を行うなど、ありようを抜本的に見直したい。教育の質の保証を徹底する。規制を強化するわけではない。審査体制の改革である。有識者による検討会をつくるなどし、速やかに幅広い意見を聞きたい」
「見直しを行う間は、大学の新設を認めない。どれだけの大学があるか、事務方に地図を作ってもらった。全国に大学の数が約800。戦後たくさん作られてきたが、量より質が重要である。その理由は少子化ということもあるが、教育の質、大学教育の質自体がかなり低下してきている。そのために就職が不可能ということにもつながり、大学同士の競争の激化で、運営に問題も出ている。本当の学力のある自立した人物を育成することが重要で、早いうちから自分に何が向いているかを知って欲しい。地域性など本当に需要があるのか詳しく分析していく審議会であってほしい。(認可後のチェック体制について)審査と並行して見直しを検討したい」