安倍総裁が「存在自体が政治空白、日本人の美徳と品格を傷つけないで」 | 政治家の言質資料館

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日々の政治家の発言をまとめています。


31日、自民党の安倍総裁は臨時国会の代表質問で発言。

安倍総裁の代表質問での発言をまとめると下記の通り。

●お詫び
「この壇上から国民の皆さま、そして全ての議員の皆さまに、心からおわび申し上げる。その日以来、責任の取り方について日々考え続けてきた。挫折を含め政権を担った経験を生かし、全身全霊を傾けて、国民のために今の日本を立て直すほかに責任を果たす道はないと決意した」

●解散
「党の分裂、党内の離反におびえ、国家としてなすべき課題に集中できない政権の姿を、もうこれ以上、国民にさらすべきではありません。野田総理は「近いうち」に解散すると確かに間違いなくおっしゃった。この臨時国会で約束を果たさなければならない。改めて国民の前でお聞きする。総理は年内に解散する約束を果たす気持ちがおありですか。誠実にお答えください。前原大臣が「総理は誠実な人。約束を絶対に守る人であるから、年内に解散する」と述べられました。年内に解散しなければ、前原大臣にとっても不真面目で不誠実となる」

●環境整備
「特例公債(赤字国債発行)法案、一票の格差是正、社会保障制度改革国民会議の3点について、その重要性を十分に認識している。これまでも様々な提案を行い、誠実に対応してきた。むしろ、これらを盾にとり、積極的に取り組まず、その責任を野党に押し付けて解散先延ばしと政権の延命に励み、ただ権力にしがみつく惨めな姿があるのみである。いわばやみくもに政治空白を作ったのはあなた方である。党の分裂や党内の離反におびえ課題に集中できない姿をこれ以上国民にさらすべきではない。これ以上、日本人の美徳と品格を傷つけないでいただきたい」

●経済・デフレ脱却
「民主党政権による「失望の3年間」、政府は無責任体制に陥り、国家運営の著しい停滞を招いた。デフレ脱却に向けた明確な処方箋を示すこともできず、むしろデフレの加速を招き続けている。経済対策は弥縫策に過ぎない。市場にとってはほぼ想定の範囲内で、強いメッセージを与えるには至っていない。政府と日銀が政策協調をする中で大胆な金融緩和を行い、着実にデフレ脱却を図るべきと考える。国家国民のために、一刻も早く信を問うことこそが今や最大の経済対策である。一度解散を約束した政権は、その存在自体が政治空白だということを肝に銘じてもらいたい。

●任命責任
「暴力団との関係がうわさされていた田中議員をなぜあえて法相に任命したのか。日米同盟を傷つけた元首相を外交担当の党の最高顧問に任命し、原発事故対応を誤り混乱させた前首相も新エネルギー政策担当の党の最高顧問に任命した。これはブラックジョークでしょうか」

●外交・安全保障
「民主党政権下は外交敗北の3年間で、ひたすら国益を損ねてきた。日本外交の再建のためには、まずは日米同盟を再構築し、その揺るぎない信頼関係を内外に示すことが第一である。集団的自衛権の行使を認めるべく、解釈を変更する必要がある。今こそ憲法改正を含め、戦後体制の鎖を断ち切らなければならない。海上保安庁、そして防衛力をより充実・強化する。わが国の美しい領土・領海は断固としてわれわれが守るとの決意を国民に、世界に示さなければならない。わが党が政権につけば、海上保安庁、そして防衛力をより充実・強化させる。解散・総選挙の結果、国民の信を得た政権によってこそ強力な経済、外交政策を推進することができる」