25日、石原都知事が東京都庁で記者会見して東京都知事を辞職して新党を結成して国政に復帰すると発言。
石原都知事の記者会見での発言をまとめると下記の通り。
「諸般の事情に鑑みて今日を以て都知事を辞職することにしました。何で辞めて、何をするのかということですが。私は足掛け14年、正確には13年と8カ月に渡って東京都知事を務めました。日本の心臓部に当たる大都会の行政を監督する間に、他の県と違って強いて言えば、日本の心臓部である東京の問題は日本全体の問題になる。それを踏まえ、東京のためだけではなくて、日本のためになる。国との関わりに関しては、国の妨害に遭って苦しい思いをしてきた。これからもう一回、国会に復帰しようと思っています。新党を作って仲間と一緒に復帰してやろうと思っています。これからやろうとしていることは東京都知事として14年間やってきたことの延長です。
私は共産主義が嫌いですが、国父とされている毛沢東が書いた「方法論」「矛盾論」「実践論」がある。特に矛盾論。目の前にあるやっかいな問題ということだが、矛盾を解決するためには、目の前の背後にあるもっと大きな問題を解決しなければならないと言っている。まさにその通りです」
具体的な行政となると日本の財政はピンチというがまだまだ余力がある。それを引き出せないし使えない。中央官僚が把握していながら、それを隠している。東京として国家との摩擦の中で感じてきたことは中央官僚の独善。発想力がないことが欠点である。ないからこそ自分で責任を持って判断して解決しようとしない。尖閣諸島の問題でも全て官僚は自分の手で解決しようとしない。こうした通弊を変えなくてはならない。メディアは何で批判しないのか。
また、国の会計方式は単式簿記だが、こんな会計方式でやってるのは北朝鮮とパプアニューギニア、フィリピン、マレーシアとかくらいである。なぜ複式簿記にしない。なぜかほとんどの自治体も入れていない。外部監査を入れればいい。そういうことをどうして役人がやらない。経済界も疎くて歴代の経済団体の会長に言ってきたが、「はあ」というだけで良く知らない。だからバランスシートがない。財務諸表がない。健全な財政ができるわけない東京は複式簿記で合理化し、財政再建をした。何で同じことを国がやらない。会計方法を世界並みに変えたらいい。
それから、たとえば文部科学省。これが主導したゆとり教育はどうなったか。たちまち学力が落ちた。私立は全くいうことを聞かなかった。自分の犯した過ちを文科省が取り消しましたか。そのばかなリーダーシップを
厚生労働省。子供が減って人口が減って都会で幼稚園作ろうと思ったら国の規格ではとてもできない。べらぼうな値段になる。何で国鉄がいろんな資産を持っている。持て余している資産もあるから、そこで子供を遊ばせようと動いたら猛反対を食った。土地の値段を踏まえた保育行政を国がやらなければ誰がやるのか。一切、役人は現場を見ない。こういう行政が続いている。
私が代議士の頃から、横田の基地の問題がある。皆さん行ったことがないでしょ。米軍に占領される形でもある。何で活用できないんですか。「国防総省だけは刺激しないで」という。タブーってのはいろいろあるんでしょう
国民全体のためになることである。国民や市民を、国は全然無視。苦い経験から逃げてきたからである。私はこれは限界に来たなと。私はいい年ではありますけども中央集権を削除しないと受け入れられない。明治以来、続いている官僚制度をもう1回シャッフルしたい。大阪にその機運があるので、大阪の仲間と力を合わせてやっていきたい。中央官僚の支配制度は47都府県へ知事を派遣して支配を徹底してきた。徳川時代以上である
国は会計制度もやり直して、外部監査を入れたらいいじゃないですか。公認会計仕入れて、やらしたらいい。なんでやらさないのか。ちゃんとしたバランスシートでてくる。ちゃんとしたバランスシートもないのは、基本的に先進国は日本だけ。性根を据えて、地方の役人と戦っていかないといけない、そうでないと窒息死すると、辞任を決心しました。命あるうちに国民へ最後のご奉公をしようと思っています」