カウンセリング+恒例のカラオケのあと彼から話があると言われて
少し歩きながら話した。
それはこの間話したいことがあると言われて、もしかしたらと危惧していた内容だった。
その話を断ったあとかずさんが話し出したのは奥さんとの喧嘩の事
その話を聞きながら、ちっとも嫉妬の気持ちがわかない自分に冷めていた。
かずさんは別れ話のつもりで話した訳じゃないと言ったけれど
奥さんとの喧嘩のきっかけは他の女性に対しての奥さんのヤキモチ
彼は濡れ衣だって言うけど、本人にその気はなくても周りから誤解されるような態度を取っていたことも事実だし
実際私とは不適切な関係なこともこれまた事実。
彼としては、奥さんに自分の気持ちが全く伝わっていなかったことや、
奥さんに誤解されたこと、そういうことすべてがショックだったと言っていた。
そして、「毎日一緒にいる彼女にそれだけいやな思いをさせていたんだから、ティンクには
もっとさみしい思いをさせていたと思う、ごめん」と言っていた。
奥さんとは表面上仲直りしたらしいけど、急に優しくしたり気をつかうのはとってつけたみたいで変だし
相手に気を遣ったり優しくしたりが苦手だと言い訳をしたので
「でも彼女を失うよりいいでしょ?」と怒った。
話を聞き終わった後で、つないでいた手を振り払い自分の口からでた思いがけない言葉は
「一番大切な人を一番大切にして欲しい。」
彼は、「別れ話じゃない、気持ちが通じ合っているから会える日は少なくなったり
ホテルに行ったりキスすることは無くなっても気持ちは変わらない」って言ったけど
「それはきれい事だよ」って答えた。
彼も納得してお互い別れを決意した。
「私は大丈夫だから、私は強いからね」というと
「それは知ってるよ」と笑った。
そしてかずさんからもらったペンダントを外して「これ捨てて」と返した。
かずさんは驚いた顔をして手を出した。
「私は大丈夫、○○○○したから復縁して、○○ないと言ったから別れを言われたって思って忘れるから」というと
「それは違うよ、それは解ってよ」
と彼が言ったので
「私からしたら同じ事だから」と突っぱねた。
「ペンダントを渡した気持ちだけは疑わないで欲しい、あのときの気持ちはわかって欲しい」と
いつもとはうってかわって弱い声で彼がつぶやいた。
そしてしばらく黙って見つめ合っていた。
彼が、「ごめん、もう迷わない。自分がどうしたいのか解った。ティンクとはずっと続けていきたいよ。でも女の人は二人とも同じくらい好きだって言うのは通用しないんだよね、傷つけちゃうんだよね」と言い出した。
「私だって同じだよ」というと
すごくほっとした顔をして「あ、そうだった。同じだったね。ティンクが一途に思ってくれてる気がしてた」
「かずさんに出会うまで、二人を好きになるなんてあり得ないと思ってたし、そういう人を軽蔑すらしていた。
まして自分がこんな気持ちになるなんて今でも信じられない」と答えると
かずさんは「もう一度言うよ、ずっと続けていきたいし、会いたい、sexもしたい、好きでいたい、好きでいて欲しい」と
軽くキスをした。
困った顔をしていると「ダメかな?お願い」彼らしくない弱気な態度。
しばらく見つめてキスを返した。
それから、手を出した。
かずさんがペンダントを返してくれた。
「24日デートしよう、ティンクを抱きたい、いい?今日着てきた下着(このまえかずさんに選んでもらった)
着てきて、今度はちゃんと見るよ。」
「解った下着でくるって一回りするね」
「お願いします。」
彼が電車に乗った頃、メールをした。
「今度の依頼も受けることにした。」
「ホントにいいの?今日みたいな自分だと嫌われちゃうね、これからはあまり弱気にならないようにするからお手柔らかにね」
「弱気なかずさんも嫌いじゃないよ」
「冗談でしょ?」
「なんで?、私への気持ちに対して弱気じゃなきゃ良いよ」
「了解」