旧東京音楽学校奏楽堂 ~その③
③までひっぱりました。
申し訳ございません。
始まりはコチラ 。たいてい、このように古い建物の運命は
お役所の合理精神で取り壊そうとするのを
ゆかりのある民間人が必死で反対運動をするも
結局はあっさり取り壊される ・・・というパターンが多いように見えます。
ところがこの建物に関しては
当時の東京都知事と、建物の建つ台東区の区長が先頭を切って
移築保存に同意する文書に署名をしています。
“奏楽堂は永遠である”
鈴木俊一 (当時の東京都知事)
山本正男 (当時の台東区長)
・・・・
その他にも黛敏郎氏、芥川也寸志氏など、旧東京音楽学校(現東京藝大)の重鎮も名を連ねる。
そして晴れて上野公園内に見事に移築・再生され
今も演奏会にも使用されています。
何とも幸せな建物ですね。
滝 廉太郎氏も安堵の心持ちで敷地に鎮座。
重要文化財とはいえ、木造ゆえ、火災には勝てない。
・・・という事で、
自前の消防設備で文化財を守っています。
古い建物を残すのは大変です。
でもあえてそれをしようとする気持ちは大事だと思います。
ちまたではどんどん新しい建物が(しかも大抵が商業施設)が建ち続ける中
こういう文化施設が残されている事にも
気に留めていきたいと思います。


