Hi guys!

 

Thanks for reading my blog again!

How was your weekend?

I hope that you enjoyed every bit of it.

 

さて無事夢を叶えて英語に本腰入れて勉強し始めてからわずか3年で通訳になれたわけですが、

入社した途端に自分が通訳者としてあまりに未熟であることを痛感する毎日となったのです。

 

しかもDisneyに務める日本人は通訳も含めてほとんどが帰国子女が留学経験者。

受付の方でさえも在住歴7年とあきらかに英会話の流暢さは負けてました。

純国産なのは私以外に一人いらっしゃいましたが、東大卒の大先輩の才女の通訳さんとどう考えても自分に自信が持てない毎日でした。

 

在米歴がなくしかもディズニーには全く興味がない私にとってはカルチャーショックの連続でもありました。

誰かしらの誕生日になると回ってくる色紙にメッセージを英語で書くのですが、何書いてよいか全くわかりませんでした。

今だったらインターネットで検索してなんとかすることができたと思うのですが、その頃はまだありませんでしたので、

他の方のメッセージを真似て形容詞だけかえたりするので精一杯でした。

 

さらに誕生日はサプライズパーティーを会議室でするのですが、必ず出てくる冗談がまたわからないのです。

上司のことを「He is a father figure to me.」と言う秘書の一言で会場は盛り上がりますが、

私にはさっぱり笑えません。

上司が若いからこそ、お父さんのような存在ですと年の差のそんなにない秘書から言われるからこそおかしかったのだそうです。

 

これぐらいだったら業務には関係ないのでいいのですが、通訳業務でも目も当てられない状況でした。

 

生まれて初めての通訳は自分が人事部長付きの専属通訳になったことをcounterpartである日本人の部長に紹介するといういたって簡単な通訳でした。

しかし「例のプロジェクトの進捗状況はどう?」の「しんちょく」という日本語さえ理解できず訳せないという本当に恥ずかしい状況だったのです。

別に進捗という単語がわからなくても「How's that project?」というだけでも普段からよくコミュニケーションをとってる人事部長同士であれば理解できたと思うのですが、単純に単語に引っかかってしまって無言になってしまったのです。

上司が口では言わないものの「Top4%」の英語力ということで雇ったのになんでこんなに使えない通訳なんだろうと思ってるのを感じてひどく落ち込んでいました。

 

これだけでなく翻訳の業務でも表現が全く不自然な英語ばかりだからと自分より年下の留学経験者に赤字でほぼ全て直された時には本当に通訳・翻訳者として雇われたのに全く機能できてない自分に腹が立ち、せっかく夢だった通訳になれたのにやめたいという気持ちがありました。

 

が、しかし100人の応募者いる中3名で受かったということは97名は不合格に泣いているわけです。

簡単には諦められません。

そこで徹底的に自分の通訳力を分析し足りないところ補うことにしました。

 

ビジネスでよく使われる日本語は日経新聞の社説と日経文庫の人事に関連する本を読んで仕入れました。

英語はディズニーの社内報があり、これを読みながら翻訳するサイトラの練習に使いました。

全く興味のなかったディズニーのキャラクターも全て暗記。

チップとデールもちゃんと区別がつくようになりました。

毎晩帰宅前に近所の珈琲館に行き、翌日の資料を全てサイトラしながら一人で会議をシミュレーションし研鑽したのです。

この時のマスターが本当に良い方で「頑張ってるね」的な声を掛けていただいたことが多いに励みでした。

 

私の実力はそれでもめざましくあがったわけではありませんでしたが、

それでも、いつも勉強していたので、少しずつ社内でも信頼ができ、無事一年契約を更新してもらえました。

そして社内でも時事など調べないとわからない英訳などはYayoiに聞くといいというところまで来たのです。

 

それでも、日本語から英語に同通する時には帰国子女の速さに勝てずこのままで通訳者として大成できないとは理解してました。

二回目の透明なチャンスの神様は日経新聞のある記事でした。

当時のアルゴア副大統領が「情報スーパーハイウェイ」構想を打ち出した記事でした。

これが今のインターネットのさきがけで、通信業界がその後盛り上がってる予感を感じました。

通訳業界では専門用語が行き交うだろうから、コツコツひたすら勉強することができる自分の良さが活かせると判断したのです。

すぐに当時通っていた通訳学校の事務局に「技術通訳をしたいので仕事紹介ください。」とお願いしました。

そこからすぐに「NTT研究所の通訳のポジション」を紹介してもらいました。

 

社内通訳の経験が2年あるということを評価していただき、かつ、ディズニーでもらっていた通訳学校の学費補助分も給与として払ってもらえるところまで交渉をすることができました。

 

この時にもまたチャンスな神様には不幸の神様が付いてました。

今度はどんな不幸の神様だったと思いますか?

またここから明日はお話していきたいと思います。

 

これは大切な友人が「これを見るたびにYayoiさんのこと思い出す」と共有してくれた画像です。

「誰もが成功に必要なことを知るまでは成功したいと思う」というのが直訳ですね。

ようはバレリーナがトーシューズ履いて踊れるようになるまでものすごい努力しているよということです。

こんな写真見せてしまうと英語勉強することも引かれちゃいそうですね。

英語で仕事する程度だったらそこまで大変ではないですからご安心ください。

ただし通訳をプロでやりたい方は結構覚悟していただいた方がいいかもしれません。

そもそもWealth Dynamicsで自分の才能がどこにあるかを理解した上でキャリアを積めばそこまでの努力は必要ないのでしょうが。。

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます!

Live with clarity and passion!

小熊弥生