CANバスアダプターの用途が拡がってます。 | インタープランのブログ

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皆様、こんばんは。

インタープランの中の人です。

 

今回は表題の通り、ナビ取付以外の用途で使われるケースが増えてきた弊社製CANバスアダプター「CCA-201Ⅱ」を改めてフィーチャーしたいと思います。

 

↑「なんそれ?」という人は、まず上記リンク先を見てみてください。

 

 

 

基本的には、国産車と違って車速信号やその他の信号が直接摂取できない輸入車の為に、CAN信号の中に含まれる”車速データ”や”リバース信号”、”イルミ信号”や”ACC電源”などの市販ナビを取り付ける際に必要な信号や電源を出力する為の製品でした、。

 

 

 

 

 

昨今、純正ナビが後付けナビと換装できないほど、車両側のシステムと一体化してしまいましたので、ナビ取付以外の用途が徐々に増えてきました。

 

 

 

 

以前から多かったのは電気自動車のタクシー化に必要なタクシーメーター向けの車速取り出しです。

ガソリン代やLPG代がかからない電気自動車のタクシーはコスパ最強です。

弊社ではモデルS発売の頃にお声掛けいただき、モデルXと併せてデータ取りさせていただきました。

その結果、テスラ製電気自動車のハイヤーが8年前から東京都内を走り回っておりました。

 

 

 

2020年からは手の届く価格になったモデル3の適合確認を行ない、2023年は新たにモデルYでも確認が取れましたので、個人タクシーの需要にも見合うようになってきました。

 

 

 

 

 

 

そして最近になって新たな用途としてお話をいただいたのは、「踏み間違い」急発進防止装置の取り付けに弊社製CANバスアダプターを使用して、車速信号、フットブレーキ信号、リバース信号、ACC電源を摂取する方法です。

 

 

 

 

 

本来弊社製品はフットブレーキ信号は出力しないのですが、GOLF8とAudi A3のプログラムについては特別にパーキングブレーキ信号の代わりに”フットブレーキ信号”が出力されるようになっています。※他の車種においてはフットブレーキ信号をテールランプから摂取して取り付けているそうです。

 

今までは考えつかなかった使用用途ですが、上記2車種については実際に「踏み間違い急発進防止装置」が取り付けられて運用中です。

 

昨今、悲しい事故が複数起こっていますので、どうしてもこの踏み間違い防止装置が装着されていない車は運転したくないという方も一定数はいらっしゃるようで、輸入車でも実現したいという方はまだまだ潜在的にいらっしゃるのではないかと考えております。

 

 

当件についてのお問い合わはせ直接お電話をください。

メールでは説明をしづらいのでお電話をお待ちしております。

 

 

ではまた。。。