こんにちは。
ロライマの渡辺です。
ブログにお越しいただきありがとうございます。
昨夜は、久しぶりに激しい雨が降り、
鈍重な空気は洗い流され、再び軽さを取り戻し、
透明感のある風に乗って梅の花の薫りが舞っていました。
仕事終わりに公園に立ち寄り、
1つ1つの梅の花を愛でていると、
ひんやりとする風に暖みのある梅の薫りが全身を包み込み、
まるで寒さなど感じないかのような錯覚に陥るのです。
こちらは芳流閣(ほうりゅうかく)
とても薫りが強く、
フルーティーで芳醇な香りが、
風にのって見る人を包み込みます。
梅が熟したときの香りにも似ています。
鴛鴦(えんおう)です。
1つのところから2つの花を咲かせます。
夫婦梅とも言われております。
鴛鴦(おしどり)夫婦のような梅なのですね。
薫りは、お香のように奥行きがあり、
重厚で品のある薫りです。
紅千鳥(べにちどり)
紅色の花が鮮やかで人目をひきます。
薫りはほとんど感じませんでした。
鴛鴦や紅千鳥は緋梅系(ひばいけい)といわれています。
野梅から変化しており、枝や幹の内部が赤いのが特徴です。
緋梅系でも白いお花のものはありますが、
枝の髄が赤いと緋梅系に入るようです。
一重野梅(ひとえやばい)
シンプルで可愛らしい花とは裏腹に、
薫りは優雅で、ホワイトローズの香りをほのかにしたような感じです。
白加賀(しろかが、しらかが)
花も実も楽しめる優良品種。
種が小さく果肉が多いので、梅干し、梅酒など使い道はイロイロ。
花の薫りは、ジャスミンの優雅な香りをほのかにしたような感じです。
浮牡丹に似る
薔薇のような優雅な花と同じように、
花の香りも薔薇に似ています。
竜眠枝垂れ(りゅうみんしだれ)
白加賀と同じようにほのかなジャスミンの香りがするのですが、
より甘さを増したような感じです。
竜眠枝垂れ(りゅうみんしだれ)は、
少し離れて見ると、とても美しいのです。
見驚(けんきょう)
八重で薄紅色、顎は茶色い。
野梅系で、中国から渡来した梅の子孫といわれています。
こちらは曙(あけぼの)
一重で薄紅色、おしべは整開していて、
花弁よりも長いです。
雌しべは1個、雄しべと同じくらいの長さです。
古城の春。
咲くと華やかでつぼみは丸い、
顎は紅くて可憐です。
ちなみに、古城の春に似る、という品種もございますが、
その名の通り、古城の春に似ております。
足元にはオオイヌノフグリ。
可愛らしい花に似つかわしくない名前。
夜空の星が落ちてきたかのように散らばって咲いていました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
どなた様も今日という日が、
素晴らしく豊かな一日になりますように。
引用元;梅の花
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