今年の秋はあったような無かったようでアキませんな。
紅葉する前に街路樹の葉は枯れ葉に。
秋を感じさせる香りの金木犀も例年より遅いような気がする。
5年前の10月上旬の金木犀の落花は見事だった。
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新小平駅近くの前会社時代から定期的に通っている「ギャラリーカフェ青らんぎ」には本格的な米国製の薪ストーブがあるのだが、このシーズンには薪ストーブ焚き始めの儀と勝手に銘打って押しかけてやらさせてもらっている。
去年は11月末だったが、ほんの数日前は12月上旬の冷気とやらで慌てて薪ストーブ炊き始めの儀とさせてもらった。
今年の春には薪ストーブの焚き納めも行った。
7月に訪問した時には工事中だった外壁も綺麗に完成していたが以前の特徴ある壁の小さなあかり丸窓も腰壁の窓も無くなっていたのは残念。
2016年12月の外壁
ギャラリーの中心にある無垢の大理石の上には季節の飾り付け。
ススキ、花梨、赤唐辛子、鬼灯のさりげなさが良いね。
教室での作業も終わったようなので、少し奥を見せてもらったら楕円形の天窓からは初冬らしい空が見えた。
粋なデザインで良い風景だなあ。
本物の大きな桜の幹(直径1m?)には蜂のオブジェ。
壁にある蛍のオブジェには何と灯りが点っているではないか。
参った、まいった、マイッタ。
そして、裏の材木工場の倉庫から薪運びをしていよいよ焚き始め儀の開始だ。乾燥しているのあっという間に薪は煌々とした焔をあげて燃える。
室内は見る見ろうちに暖かくなってきた。
ここで、一枚。
少し引いて薪ストーブを見てみた。
(丸い小窓自体は中側だけ残されているが以前のように外の明かりは入ってこないし下部の窓も目隠しがなされている。)
棚にある作品は先週の教室で作られたつると樹皮細工。
暖かい遠赤外線のストーブのそばで☕️とお菓子をいただきながら、ご主人と生徒さんと雑談した後、追加の薪を少々運んでお暇した。
帰る頃には冬の細切れの青い空も消えていた。
家に帰ってお土産にいただいた樹皮細工作品を飾ってみた。
そして、いただいた「青らんぎ蛍」は壁の構造と耐荷重の問題でとりあえず書斎の置物に。
今年もあと2ヶ月少々になったので兎を追っかけて後ろから迫る馬の脚音が聞こえそうだ。
寒がり屋だけど「蛍の光窓の雪」でブログを頑張ろう。
























