朝から生憎の雨模様だったが、なねてから気になっていた話題の「アルチンボルド展」に出かけてみた。
上野の「国立西洋美術館」では雨に濡れていても華麗な?「カレーの市民」が出迎えてくれる。
ル・コルビュジェ設計のこの建物が世界文化遺産に指定されてからは初めての訪問だ。
さすがに人気の展示会の会期が残り2週間あまりで、平日だというのに驚くほど人が多い。
地下の展示会場に入る。
入り口の反対の壁の前に長い列。
なんと、コンピューターによるアルチンボルド風の自画像を作ってくれるというので興味津々並んでみた。
定位置に立って額の上にあるカメラで撮影した画像から勝手にアルチンボルド風に野菜に埋もれた騙し絵(自画像)ができた。
これは正面。
なんと、横顔まで。
???
ノーコメント。
さて入場。
日本では初めての本格的な彼の展示会で、希少価値の作品(油彩、素描)は30点。
(レオナルド・ダ・ヴィンチの素描画も数点あった)
内部は撮影不可につき省略。
なんともユニークで奇天烈、かつ緻密な絵を鑑賞でいささか疲れた頭を休めるため、時間はたっぷりあるので休憩方々2階ロビーから中庭を一枚。
常設展(松方コレクション)も鑑賞。
建物模型の横には、燦然と輝く「世界文化遺産登録認定証」(2016年7月17日)の写し。
常設展会場は、一部の撮影禁止展示物以外はノーフラッシュなら撮影可能。(今まで数回来たけど知らなかった!)
常設展には、モネ、ピカソ、セザンヌ、ルノワール、ゴーギャン、ルオー等の名画も沢山。
その中から、お気に入りを。
退出後も霧雨だったが、せっかくだから名建築の外観を一枚、とロダンの横で考えた。
ロダンの横の石に腰掛け、傘をさしながらなんとか一枚完成。
(雨粒で一部滲んだが)
上野ターミナルのコンコース、いつ来てもこの佇まいは好きだな。
あれっ?
パンダ赤ちゃん誕生お祝いのバナーも。
なんと、地下鉄銀座線のホームドアにもパンダ!
上野はパンダ様さまだ。
名前は決まったのかな?
ルートの関係で「止むなく?」銀座駅で途中下車して、7丁目の「銀座ライオンビヤホール」へ。
いつもの黒ラベル(小)
美味い〜!
"No Beer, No Life!"
スケッチ帳では世界文化遺産の記念スタンプとのツーショットが出来上がり!
それにしても、不可解な絵だったな。