長かった今年の桜は週末の雨で完全に散ってしまい、あっという間に鮮やかな新緑の季節になったが、薪ストーブのシーズン中にリタイヤーしたので、毎年恒例(勝手に計画)の小平の「ギャラリー・カフェ 青らんぎ」での「薪ストーブの焚き納め会」の機会を逸し気がつけば早々と夏日が続く毎日であった。
とはいえ、「儀式は儀式」、各局の週間天気予報を研究、分析しながら比較的気温の低そうな日の夕方に開催することに(勝手に)決定した。
4月21日(金曜日)午後5時過ぎ、気温16度、絶好の薪ストーブ日和だ。
玄関脇の「黄金柏」の若葉もすっかり大きくなっており、様々な鉢に植えられた花も生き生きとしている。
ギャラリーを兼ねたカフェの独特の土壁に飾っていただいた私の絵の前の甕にはシーズン最後の桜の生花。
「儀式」の開始までにはまだ1時間あるので、いつもの席に腰を下ろすと、絵にいいアングルとなるので早速一枚。
そして、裏から薪を運びテーブルを準備して、ストーブ仲間の到着を待つ。
一通り仲間が集まったところでいよいよシーズン最後の(無理矢理)点火!
いつもながらこの薪ストーブの暖かさ、パチパチという桜の小枝の音と薪の甘い匂いには心を癒される。
でも、晩秋の(またまた勝手に計画の)「薪ストーブ焚き始めの会」までの半年間はお預けだな。