ふたたび深旅 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

3回続けて「渋沢栄一翁」に関係するブログ。

桜も終わりかけた先週末、3週間前(3/19)に訪れた時には咲いていなかったJR深谷駅横の上唐沢川の桜と、渋沢栄一翁ゆかりの国指定重要文化財「日本煉瓦製造株式会社 旧煉瓦製造施設」を観たくなって、ふたたび深谷まで出掛けてみた。
 

日本煉瓦スケッチ

今回は、JR横浜駅窓口で、お得な「休日おでかけパス」を勧められた。2,670円で、北関東、小田原、土浦、茂原、久里浜等東京近郊JR線を1日乗り放題。

 

おでかけパス

丁度「駅弁の日」なので、JR横浜駅の「クイーンズ伊勢丹」で駅弁を買って湘南新宿ライン高崎行きに。


電車

約2時間で深谷駅。

 

電車

 

残念ながら桜はすでに満開を過ぎていたが、駅横の龍宮(たつのみや)神社では賑やかな「深谷桜まつり」の真っ最中。
 

深谷駅桜
 

深谷桜祭り

駅からの巡回ミニバスもあったが、閉館まで1時間しかないので、タクシーで目的地の「旧日本煉瓦製造」へ。

 

車


途中、親切な運転手さんのガイドを聞きながら10分程で到着すると、1888年建造の立派な木造の「旧事務所」が出迎えてくれた。
 

日本煉瓦事務所1
 

日本煉瓦事務所玄関
 

日本煉瓦事務所2


入館料は無料、更には、観光協会の方のガイド付き!
 

日本煉瓦事務所内部
 

日本煉瓦煙突


敷地内に現存するもう一つのレトロな建物は、煉瓦造の「旧変電室」、遠くには、「ホフマン輪窯6号窯」建屋と煙突があった。
 

日本煉瓦全景


16時で閉館のため外に出て一枚。
 

描撮日本煉瓦

工場の裏手から深谷駅まで続いている煉瓦運搬用の引き込み線は、今では長閑な遊歩道になっている。

 

幸いにも汗ばむ天気でもないので、帰りは事務所のガイドさんに勧められるままに駅まで歩いてみることに。
 

走る人

 

引き込み線遊歩道マップ


最初に渡った橋は「備前渠鉄橋」で明治28年建造。

橋台の煉瓦はもちろん日本煉瓦製造製。

国の指定重要文化財。
 

備前図渠鉄橋
 

備前桃蹊堂


深谷ねぎの畑からのネギの香りを感じながら、まだ花の残っている桜並木をぶらぶらと駅を目指す。

桜桜

遊歩道


間もなくタクシーの運転手さんお勧めの見事な菜の花畑。

菜の花

途中に一箇所だけ線路と完全な煉瓦造のアーチ橋が保存されている。もちろん煉瓦はあの工場で作られたもの。
 

レール跡


走る人

 

ブラブラと1時間近く歩いたがまだ半分。

深谷駅まで2km

走る人

駅に戻って、ライトアップを期待して夕暮れを待ったが、残念ながら建物のライトアップは見られず。

 

深谷駅夜景

電車

 

深谷駅から約1時間の大宮駅で途中下車して、第二の目的地「氷川ブリューワリー」へ。

生ビール

濃い目の「Shu-Amber Ale」で乾いた喉を潤す。

ああ、美味いっ~!


氷川アンバーエール

今回も、実に思い出「深い旅」だった。

 

次のおでかけは、南かな、東かな?


ますますビールが美味くなる。
 

NO BEER, NO LIFE!!