歳を取ると時間は倍速に感じられるようだ。
やっと年賀状の整理も終わり気が付けばもう1月も12日。
時間もできたので、地元の雑誌「田園都市生活」で見つけた近くの「寺家ふるさと村」までドライブ。
急激に宅地化が進む横浜北部では農村に残された里山と田園風景も名所になっているのだが、
「寺家ふるさと村」内の農地・山林のすべては農家の個人所有で、
農家の厚意で提供されているらしい。
山道には早くも水仙も咲き始めている。
「熊野神社」の境内にそびえる大きなもみの木は横浜市の指定100名木だとか。
きれいに丁寧に下刈りされた日当りの良い里山の遊歩道を上って行く。
10分程歩いてたどり着いた眺望の良い里山の頂上で休憩&スケッチ。
北側斜面の急な道を下ると里山の間に開けた寒そうな水田。
遠くには横浜桐蔭学園が見える。
集落に向かう農道生活道脇には、ビジター用に造られた山小屋風の茶房。
この茶房「青山亭」のある昭和61年開館の「郷土文化館」は1月26日で閉鎖されるそうだ。最初で最後の訪問とは寂しいな。
夕陽を眺めながら美味しい珈琲をいただいた後は、
既に冬の太陽は半透明の稜線の山陰に。
20分足らず走れば瀟洒な青葉台の住宅街を抜けて、
交通量の激しい国道246経由で家に到着。
そしてまた「田園都市生活」の現実に戻る。











