30年振りの歌声 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

年末になると思い出す。

丁度6年前の12月、スマトラ島北部アチェ州を巨大な地震、津波が襲い何十万の人々が犠牲となった。

私は、実は30年前に仕事(大型建設プロジェクト)でその中心都市バンダアチェに3年間住んでいたことがある。当時でも中程度地震はあった。そういえば山に入ると温泉も湧ていた。

赤道のやや北、インドネシアの最北西端の小さい街。あるのはジャングルと美しいインド洋と珊瑚礁。とにかく素晴らしい自然が残されていた。

$ロドさんの絵ブログ-bandaaceh

地震のニュースでバンダアチェの悲惨な被災状況が映されるたびに、気になるあの街と人々。グーグル映像で見たあの海岸沿いの大型セメントプラントの無惨な姿を見て絶句。インドネシア時代の友人から多くの英国人、インドネシア人スタッフも犠牲となったと聞く。

そのバンダアチェ時代に一緒だった先輩から誘われて、彼がバンドマスターをしているThe Presidentsのライブに行った。

$ロドさんの絵ブログ

The Presidentsは総勢10名でおやじバンドでグランプリを取った本格的なバンド。年齢の近いEaglesの曲が最も嵌まっている。

途中にゲストバンドを挟んでの1時間X2ステージをこなす体力、気力に脱帽です。聞けばこれが健康の秘訣だそうだ。

バンマスの彼は、インドネシアの時もギターと唄ではかなり有名で、忘年会でもいや毎日宿舎で、ギター片手にインドネシアポップスを聞かせてもらった。これが"Bagus dan manis!"(上手で情熱的)なのだ。今でもインドネシアの唄のレパートリーは30曲位とのこと。

また、機会があれば南十字星の下で私の好きな『Perjalanan ini........』(今歩く道は......)
を一緒に唄っていただければ、と思っている。

今年の夏、スタバでたまたま見つけたアチェのコーヒー。あの街を思い出し嬉しくなった。
1ヶ月の限定だったようで今は買えない。残念

$ロドさんの絵ブログ-ache coffee