北朝鮮 長距離弾道ミサイル発射? 国際社会批判 | 国際法と国際政治から読み解く現在

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北朝鮮 長距離弾道ミサイル発射?


日本時間の11日午前9時45分ごろからおよそ30分間にわたって、今月7日に行った事実上の長距離弾道ミサイルの発射の様子をまとめた記録映画を放送しました。

搭載する「人工衛星」の名前は、(光明星)「クァンミョンソン」は、北朝鮮でキム・ジョンウン(金正恩)第1書記の父親である、キム・ジョンイル(金正日)総書記を指します。。今回、北朝鮮は予告期間を、「2月8日から25日まで」していたものの、突然「2月7日から14日まで」と前倒しにし7日にミサイルを発射しました。

今回のようなミサイルの発射は今に始まったわけではなく、北朝鮮としては3年1度くらいのタイミングで定期的におこなっています。


日本では「北朝鮮の人工衛星打ち上げ用ロケットと称する事実上の長距離弾道ミサイル」という奇妙に長い言い回しをしています。衛星はただのダミーであって、それを打ち上げること自体は主目的ではないという見解がほとんでです。

今回の衛星打ち上げは違法と国際社会で避難されていますが、それはなぜでしょうか。理由は、長距離弾道ミサイルと同様の技術を使ったロケットであるということがキーワードとなります。

国連安全保障理事会は今回の事実をうけて、緊急会合を開いております。国連安保理としてはミサイルとロケットの基本技術は同じで、北朝鮮が「衛星の打ち上げ」だと主張する7日の発射もミサイル技術使用の一環と解釈しております。

他の国が宇宙ロケットを打ち上げるのは自由なのになぜ北朝鮮だけが禁止されているのか??その理由は、核兵器の開発とセットだからです。