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Internal auditor's tweets

「説明」と言われても何を説明すればいいのかわからない。
全角128文字で説明するのには制限があり過ぎるので気が向いたら、上手い説明文でも書きましょう。

たとえチームのメンバーや採用する人を選べなくても、部下との「モラル感覚の違い」を意識すれば、部下が自分からどんどん動き出すチームをつくることは可能でである。

いた絵と本文は全く関係ありません。
こんな絵も描きます。

ただ現実問題、その「意識」が非常に難しい。

なかには「宇宙人と話しているみたいだ」と感じるくらい、何を考えているのかわからない部下もいる。

たとえば、ある会社の管理職の方が、こんなことをいっていた。

「仕事の指示をしたとき『わからないことがあったら聞きに来て。終わったら報告に来て』といったのですが、何も聞きに来ません。大丈夫なのだろうと思っていたんですが、今度はいつまで経っても報告に来ません。心配になって『どうした?』と声をかけると『すみません。どうしたらいいかわからなくて、進んでないんです』と答える。

あるいはもう指示した仕事が終わっているのに、報告に来ることなく、手持ちぶさたにしている、なんてこともあります」

確かにこの部下の行動は不可解である。

しかし理由がないわけではない。

この管理職が「なぜだ!」と問い詰めたところ、こう答えたらしい。

「部長が忙しそうだったから、話しかけては悪いかなと思って」

ここで「理解不能」とするのは簡単だが、それでは何の問題解決にもならない。

例えば、部下が自主的に行動するのを待つのではなく、自分から話しかければいいのである。

「わからないことはある?」「そろそろ終わったかな」などと声がけする。「ちょっとこっちに来て」と呼び寄せるのもいい。

手間はかかる、イライラするよりはマシだろう。

そういったことを繰り返しながら「私は部下のためにいつでも時間を割く用意があるよ。どんなに忙しそうに見えても、君が気を遣うことはない。君のほうから質問や報告に来てくれることを望んでるよ」というメッセージを発していくのがいいのかもしれない。

人に対して遠慮してしまうというモラル感覚を変えることはできないが「上司への報告では、遠慮する必要はない」と部下に認識させることはできる。

また、最近は「出世欲」が乏しい部下も増えてきているようだ。

たとえば、仕事ができるからとリーダーを任せようとすると、とたんに「私がやらなくてはいけませんか?」などといって、渋ることすらある。

なぜ、そうなるのか。
おもな理由は3つ。

・ワークライフバランスのとれた生活をしたいから
・責任の範囲が広がるのが嫌だから
・出世をしても給与・年収がそれほど上がらないから

ようするに責任を取ることは避けたいし、その責任が重くなるだけで収入がさほど上がらず、しかもプライベートを犠牲にして働かなくてはならないことが「割に合わない」と考えている。

そんな部下に対しては、出世願望を刺激しようがない。

上司はもう「がんばれば出世できるんだぞ。チャンスを逃すなよ」のような精神論で部下を動かすのはムリだと思ったほうがいい。

もちろんなかには上昇志向のある若手もいる。

彼らは放っておいても自分でキャリアプランを考え、成果をあげてリーダーになりたいとも思っている人もいる。

「リーダーになれば、自分で裁量できる権限が大きくなる。そしてより多くの部下を巻き込んで、より大きな仕事を動かせる」ことに喜びを感じるから。

リーダーはそういう人に任せればいい。

一方、出世欲がない部下に対しては、彼らがストレスなくできる仕事に取り組んでもらえば十分。

そこで成果を積み上げながら達成感を覚えるうちに、うまくいけば上昇志向も芽生えてくるはず。

こうした部下たちも、決して能力が低いわけではない。

部下のモラル感覚を理解したうえでマネジメントしていけば、自分自身で考えて動く習慣をつけさせることはできる。


おしまい。また来週。