95年前のお礼、35年前のお礼 | 渡邊優子のハッピーワークスタイル

渡邊優子のハッピーワークスタイル

ワークスタイル・アドバイザー

マナー講師の渡邊優子です http://intermanner.com/

「海の翼」という小説を読みました。

題材はに和歌山県串本で沈没したトルコの船「エルトゥールル号」。そして、イランイラク戦争が激化した際にイランのテヘランから脱出する日本人。

1985年(昭和60年)、イラクによる無差別空爆が始まる直前のテヘランには数百人の日本人が取り残されていました。日本国が迎えに行けなかったその方たちを、自国民を取り残しているにも関わらずトルコの方たちが救出してくださったそうです。
それは、その時から遡ること95年、
1890年(明治23年)にエルトゥールル号の乗組員を日本人が助けたお礼だというのです!

トルコには親日家が多いとききますが、それは、エルトゥールル号の件がずーっと語り継がれていることがどうも理由のようです。

「ありがとう」の気持ちがおじいちゃん、おばあちゃんから語り継がれる・・・すっごいことです。



そういえば私も35年前のお礼で、百貨店でのお買い物は心斎橋大丸と決めています。

小学校高学年のころ、当時習っていたお琴(あの、楽器のお琴ですよ~ 笑)の発表会が心斎橋にある会館で開催されました。その日、付き添いの母が、なんと衣装の帯を忘れるという大失態を演じたのです!!狼狽する母に、隣にいた祖母が落ち着き払って言いました。
「大丈夫、大丸さんに行って買ってきなさい。値段は気にしなくていいから。」
バーンっ!と外商顧客専用のカードを出してくれています。
おばぁちゃん、カッコいい!!

さて、ここからが私がお礼をしたくなる理由。

母が心斎橋大丸に行き、馴染みの外商さんに事情を説明すると、なんと!展示品の帯を無料で貸して下さったのです。

かくして、祖母に無駄な出費をさせることなく、私は発表会の舞台に立つことができました。
大丸さん、本当にありがとう♪

大阪にはすっごく立派な百貨店が他にもたくさんありますが、基本的にはアパレルでも贈答品でも似たようなお店が入っています。
手に入る品物が同じ場合にたった1つの百貨店をを選ぶ理由は、立地や雰囲気、馴染みの・・・という他に私のように「お礼」という場合もあるのです。


情けは人のためならず。(人に情けをかければ、いづれ自分に返ってくる。 人には親切にしなさいという意味。)

目の前の利益だけで動いてしまう方も多い世の中。
私はお礼の気持ちを忘れず、またお相手を喜ばせる存在でいたいなぁ(^^)



トルコの屋台のおじさんたち♪ 日本人は大人気とか。