必要な無駄 | 渡邊優子のハッピーワークスタイル

渡邊優子のハッピーワークスタイル

ワークスタイル・アドバイザー

仕事は効率よく、アタマもカラダも使って進める。
これ、当たり前の事ですよね。
しかし、世の中には必要な無駄も存在します。効率よりも重要視すべきものとは・・・?



例えば、100枚のA4案内状を3つ折にして、100枚の封筒に入れる作業があ
るとしましょう。

アタマを使わない人は、1枚づつ折り、封筒を1つ取って裏返し、封入してから封をする。

アタマを使う人は、5枚づつ3つ折にし、封筒は最初から裏返し、左手元に横向きに置き、右手でさっと封入、糊付け部分をすこしづつずらして並べ、一気に糊を塗る。

仕上がりは同じでも、スピードが半分以下で済みます。
これは効率最優先で作業してOKです。



しかし、この案内状に手書きのメモを添えるとすればどうでしょう?
時間はたくさんかかりますが、仕上がり(受け取った方に伝わるもの)は全く変わってきます。

または、仲間と雑談しながら少々ゆっくり作業を進めるのはいかがでしょう。時間は1.5倍かかりますが、見方を変えればこの雑談は業務上必要なコミュニケーションかもしれません。

無駄ととるか、手間や時間はかかってもやるべきと取るか。
・・・・感覚は人それぞれ、正解はありません。



私が20代前半の頃、業務は効率が命!と信じていました。ところが当時の上司に言われました。
「世の中には必要な無駄もあるんだよ。」
なるほど、社会人は奥深い、そう感じました。

以来、「無駄かもしれない」と感じたら「不要な無駄か?必要な無駄か?」と自身に問いかけるようにしています。



何でもかんでも効率最優先ではなく、ときには息抜きや寄り道や遊び心のため、誠意の表現やより良い人間関係を作るため・・・・
様々な理由で無駄な事をしてみてはいかがでしょうか?

あくまでも効率よくすばやく動ける方限定ですが。