涙の訴え「私、間違ってますか!?」 | 渡邊優子のハッピーワークスタイル

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ワークスタイル・アドバイザー

「先生、教えてください。私、間違ってますか!!」

「新年会のご案内」と題された文書を私に見せながら強い口調で訴えかける新入社員さん。仕事にひたむきで愛嬌があり、周りから好かれるタイプの女性。

作成した文書の題を修正するようご上司さまから指示され、一応「はい」と言ったらしいのですが、納得できないとくやしそうなご様子です。

 

ご上司さまからの指示はこう。

「案内するのは自分の行為だから『ご』は必要ない。「新年会の案内」が正解だよ。」

 

・・・実は数年前、私も所属していた司会者事務所の社長から同じ注意を受けた事があります。

「○○のご報告」というメールを送ったところ「タイトルが間違ってる、『ご』はいらない。日本語を操る司会者が敬語を知らないなんて情けない」と、そのためだけにわざわざお電話を下さり、しっかりお叱りになりました。

 

はい、これはご上司さまも社長も間違っています。

 

同じく

後ほど電話を差し上げます

私が説明いたします

手紙を送りします

などなど

 

これらの『お』『ご』は自分側の動詞や名詞にくっついていますが、全て正解です。『向かう先』がある場合、これらの言葉は謙譲語に分類される正しい日本語なのです。

 

私に怒りをぶつけた新入社員さん、あなたの日本語は正しい!そして疑問を持ったらぶつけてみるその姿勢も素晴らしい!

ただ、そのご上司さまの部下でいる間に限り、次も「歓送迎会の案内」などと間違い続けることでご上司さまを立てるのが正解かも。

 

因みに『向かう先』があっても

私の名刺

は一般的に間違いとされます。名刺は自分の所有物と考えるようです。

 

ふぅ、日本語は難しい(ーー;) そして日本の会社で賢く立ち回る事はもっと難しい・・・。