南相馬市 原町火力発電所 | 渡邊優子のハッピーワークスタイル

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ワークスタイル・アドバイザー

3年前のあの日・・・
福島県南相馬市にある東北電力原町火力発電所での出来事。


地震直後、津波がくるかもしれないという事で、所員は全員ボイラートップ(一番高い建物の屋上、恐らく高さ50m前後)へ避難しました。
やがて海に津波が見え、これは大変な事になったと思っていたそのとき、町のほうから一台の消防車がこちらへ向かってくるのが見えました。このままでは消防車が津波に巻き込まれる!そう思った1人の若者が皆の制止を振り切って駆け降りて、命を落としました。

東北電力社員で、勤務中に亡くなった方のお話。素晴らしい正義感に頭がさがります。



ところが、東京電力福島第一発電所では、地震直後、緊急性がないにもかかわらず2人の作業員が地下設備の点検に行き、津波に呑まれて命を落としています。
何故、津波警報が出ているのに全員が高いところに避難しなかったのか。
津波が来るまでは非常用電源が作動し、設備は正常に冷却されていたので、現場に残る必要はなかったのに。

防災に対して、東北電力と東京電力では全く意識が違った証拠です。

因みに東北電力女川原子力発電所では、津波の後、付近の住民の方が「あそこなら安全」と言う理由で避難してこられました。本来なら一般の方は立ち入れない場所に所長の判断で避難スペースを確保し、所員はその方たちの食料の調達などを積極的に行ったそうです。
いつもご理解を頂き、お世話になっている地元の方に対して、当たり前の事だったのだと思います。

発電現場の方は電力の安定供給のために一生懸命働いています。
どうか、全ての電力会社、全ての発電所が憎しみの対象になりませんように。