昨年 12月はじめに
NHK BSで録画しておいた
「 マンデラ 自由への長い道 」を観る
自分の人生すべてを
南アフリカの黒人差別に対する闘いに
費やした南アフリカ共和国の政治家である
1944年(26歳)
ANC(アフリカ民族会議)に入党
当時の政府がアパルトヘイトを
強行に推し進めていくのに対し
その撤廃に向けて 青年部のリーダーとして闘い
南アフリカ政府から睨まれるようになる
若き日のネルソン・マンデラ氏
その結果
1962年逮捕
1964年国家反逆罪で終身刑の判決を受け
その後 27年間(46歳〜72歳)投獄される
獄中
マンデラ氏は勉学に努め
1989年には南アフリカ大学の通信課程を修了
法学士号を取得
夫人 娘はマンデラ氏の意思を受け継ぎ
獄中の氏に代わって
ANC活動をより過激に推し進めていく
過激化するANC
暴徒化するANC
この様子を獄中から見て
マンデラ氏の心は揺らぐ
正義のための戦い
正義のための流血
正義のための犠牲
本当に
こういう戦い方でいいのか 

こういう闘いが正しいのか 


この間
国際社会は
氏の黒人解放運動に支援を送りはじめ
釈放を求める運動が
次第に世界に広がっていく
こうした
国際社会の世論を受け
当時の南アフリカ共和国 デクラーク大統領も
マンデラ氏の釈放を余儀なくされていく
しかし
その釈放に至るまでの政府とマンデラ氏の
交渉は とても厳しいものであった
大統領から
決して 二度と暴力的活動をしない
という確約と
同時に
活動組織ANCのリーダーとして
組織メンバーの反政府活動を抑えるように
と迫られる
悩むマンデラ氏
政府との折り合い
同志たちへの説得
悩み 考え抜くマンデラ氏
闘い 暴力 死者 勝利
or
交渉 妥協 握手 平和
どうしたら
真の平和が築けるか
悩み 悩んだ末の結論
は
正義とはいえ
憎しみ 恨み は 平和をもたらさない
憎しみ 恨み が 増大すればするほど
平和はより遠くなる
マンデラ氏
は
苦渋の中 勇気ある決断 をする
1990年
デラクラーク大統領と
平和に向けた合意に至り釈放
そして 全国TV放映で
全国民に対して
特に ANCのリーダーとして
同志にアツく語りかける
これは映画での一場面
我々が目指すのは戦いでの勝利ではない
南アフリカの平和を望むのだ
暴力は平和をもたらさない
真正面から
TVカメラに顔を向け
暴力ではなく 選挙で意思表示をしよう
と
呼びかける
その熱意と信念が
同志たちの心に伝わり
1993年
ノーベル平和賞授賞
1994年
大統領選挙に勝利する
真の勝利(平和)を得るために
憎しみや恨みを封印し
暴力を放棄し 流血を避け
勇気ある行動をとった
ネルソン・マンデラ氏
素晴らしい指導者であった


