この一冊には
いろいろなことを
考えさせられた
タイピストの仕事をしてた
仕事を通して 出会う人たち
真面目な仕事ぶりが評価され
新たな仕事の機会を得て
キャリアアップを重ね
報酬も上がり
仕事のやりがいも増えていく
いわば
仕事の出来る女性のサクセスストーリー
である
そして 1943年
登りつめた仕事が
ドイツ ナチ党
国民啓蒙宣伝省 秘書
その直属上司が
ヨーゼフ・ゲッべルス氏
ヒトラーの右腕
ナチ党の広告塔
大衆を前に
力強く 雄弁に語る
彼の演説は
多くの国民の心を捉え
ヒトラー独裁の礎を築いていく
映画やラジオを使った宣伝放送に
多額の広報活動費をつぎ込み
国民を洗脳していった
その裏で
ゲッべルスはこう嘯く
『 宣伝次第でバカでも権力を持てる 』
『 嘘も100回 繰り返せば真実になる 』
まさに
民衆を見下していたのだ
しかし
1943年
ソ連軍の猛攻の前に
スターリングラードで大敗
1944年
ノルマンディー上陸作戦で
連合軍がパリ解放 ドイツ軍撤退
敗走を重ねるドイツ軍
ついに
1945年
ヒトラー(4月)も ゲッべルス(5月)も
家族と共に自害し
ドイツ軍敗戦
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この著書
から
学ぶことが二つある
一つは
ポムゼルさんの告白から
彼女は
当時を振り返り
こう述べている
『 私は政治に無関心であった
秘書はただの仕事としてやっていただけ
ナチ党にもゲッペルスにもヒトラーにも
興味があったわけではない 』
『 強制収容所の存在は知っていたが
そこで 人が毒殺されていたことは知らなかった 』
『 私たちは彼らの行動は何も知らなかった 』
『 私たちに罪はない 』
そう
いつの時代も
政治に対し 無関心な国民がいる
特に
彼女は
ナチ党のと真ん中で仕事をしていた
にも拘らず
ナチ党が何をしていたのか
まったく無関心だったと回想する
しかし
これはドイツの若者たちだけの話ではない
どの国でも あり得ることだ
無関心は権力者の横暴を許すに等しい
無関心は罪である
そして
もう一つは
民衆を意のままに先導する政治家
彼らの真意を知ることなく
熱狂し手なづけられてしまう民衆
熱狂は罪である
いつの時代も
国民は
政治に関心を持ち
政府(権力者)の行動を監視する必要がある
そして
悪意に満ちた扇動 (洗脳) に
手なづけられない
ように しなければならない
そんな 今
政府は来年度予算 概算要求で
内閣広報費を7億円から72億円
政府広報費を79億円から 280億円
併せて
266億円 上乗せ要求
これはまさに
ゲッべルス同様
政府が意のままに
国民を手なづけるための広報費にあてられる
危険性を感じる
憲法改正に向けた広報宣伝
及び
もろもろSNSての情報発信
そして
来年の統一地方選の広報費
さらに
自民党総裁選での広報宣伝
この書から学ぶように
多額な広報宣伝費を使い
大体的に繰り広げられる洗脳作戦に
我々は手なづけられてはならない
と
つくづく思う次第である







