今宵も
千葉のホテルで
ひとりボォ〜〜と
古き良き時代の
想い出を つまみに
ちびりちびりとひとり酒
そうだな
昭和の時代
なにもなかったけど
あんなもの
こんなもの
が
少しは
あったよね
そんな
想い出に
ひとりひたりきる
実は前回のブログ
で
UPした
守屋 浩さんの唄
を
聴いていたら
次のことが
想い巡ってきた
高校生の頃
郵便屋さんが
自転車のブレーキを踏む
キィ~~ィ という音のあと
コトン と郵便箱に手紙が落ちる音
そんな音に
✨ 心が踊ったな ✨
今と違い
携帯電話も
SNSも無い時代
こころ の ことば
は
手紙が運んでくれた
便箋の枚数の厚みは
想う気持のあつさに比例する
そんな
嬉しい厚い封筒の封をきる
心臓の高まり
便箋に詰まる文字
そのことばを
逸る心の目が追いかける
そう
中学生時代
お互いに
言葉を交わしたことがないまま
卒業式の日
郵便受けに入っていた
切手の無い厚みのある手紙
父親の転勤で
東京の高校
に
進むことになってしまった
と
細く柔らかな文字
が
泣いている
悲しいことば
でも
初めて貰った
心踊る手紙
震える指先で
返すことばを便箋に走らす
気持ちを込めて
書き綴った
自分のことばを何度も読み直し
果たして
返事はもらえるだろうか?
ハラハラ ドキドキ
命が縮む思い
そして
なが〜〜〜〜い
時
がたち
待ちに待った返事が届く
そんな
交換手紙
ことば の 往復が
大学卒業まで
7年間ほど続いた
今
手紙を書くことが
ほとんど無くなってしまった時代
ことば
は
口から発せられる
か
携帯電話やタブレット
の
画面で交わされるもの
に
なってしまった
手紙や葉書
での
自筆の文字で交わす
心のやりとりが
無くなってしまった今の時代
いいのか
悪いのか
そんな
今の若者たちのコトバは
短く 粗い
今晩もTVからは
マジ
ヤバイ
チョー
メッチャ
エモイ
バエル
・・・・・・
いい歳をした
タレントや
お笑い芸人
までが
そんな
コトバ を
口にしている
昔は
ことば は こころ
でも
今は
コトバ は 記号
なにもなかった時代にあった
心あることば
が
なんでもある今の時代から
消えてしまった
そう
それは
とても
悲しいこと である