第二次世界大戦時
ナチス政権ナンバー2
ヘルマン・ゲーリングのコトバ
今
日本では
俄に
防衛議論 (果たしてこれを議論というべきか?)
が高まっている
防衛費を
現在の1.5倍の規模にするという
なんの
根拠にも基づかない数字だけが
ひとり歩きしている
その上
その財源確保に
何を充てるか
岸田総理は
この年末までに
増税を含め
早い財源決定を促している
ここで
怖いのは
拙速な軍事力強化への空気感である
冒頭の
ゲーリング氏のコトバにあるように
平和主義者を
愛国心に欠ける非国民と決めつけ
ロシアのウクライナ侵攻
中国 北朝鮮への脅威
そんな
時代の空気感を利用し
防衛強化への道筋を
既成事実化していく
そして
その空気感が
急速に
国民の間に広まっていく
本当に
日本としての
平和希求への議論が
し尽くしされたと
いえるのだろうか
果たして
それは
大きな疑問だ
そもそも
仮想敵国とは
話し合い(外交)では解決出来ない
という前提に基づき
敵国から
自国を守る為には
敵国を抑止するほどの
軍事力を保有すること
つまりは
敵国の攻撃意欲を
減退させるほどの
圧倒的な軍事力を保有し
相手に敵わないと思わせること
それが一番の策
と抑止力推進派は云う
しかし
まさに
これは
チキンレース
お前がやるなら
俺もやるぞ❗❗
さぁ
かかつてこい
敵国も自国も
己を大きく見せるため
どんどん
エスカレートしていくだけ
そして
最後は
決まって
どちらかが
こらえきれなくなり
先制攻撃のパンチを繰り出す
チキンレース
は
平常心を失わせる
歴史はそう教えてくれている
まして
今回の
敵基地攻撃能力を良しとする
防衛政策の
歴史的大転換は
閣議決定という
ごく少数の政治家たちだけで
決定されてしまったのだ
最大の防衛は 抑止 ではない
抑止は時として相手を攻勢に導く
最大の防衛は 信念 である
先日
ワールドカップで闘った
コスタリカ
彼らから
サッカーもさることながら
もっと学ぶことがある
https://www.jica.go.jp/nantokashinakya/sekatopix/article005/index.html
素晴らしい 信念 がある
勇気溢れる 決意 がある
これを
理想論と片付けるのではなく
我々は
彼らから
学ばなければならない
今こそ
我々は
堂々と
胸を張り
日本国 平和憲法を高く掲げ
世界にむけ
我々の 揺るがぬ 信念 を
力強く宣言する時であり
それこそが
真の 抑止力 と
云えるのではないだろうか