「Green & Wellness 〜緑に包まれ、人と人をつなぐ広場のような街〜」をコンセプトに2023年11月24日(金)に開業した『麻布台ヒルズ』。

 

11月20日(月)にメディア内覧会がありましたので、「麻布台ヒルズ 」全体を少しづつ紹介していきます。

大手不動産会社「森ビル」が総事業費6400億円を投じ完成まで35年の月日を費やした巨大プロジェクトで、中心の「森JPタワー」の高さは330メートル(2023年11月現在)、日本一のタワービルです。


『麻布台ヒルズ』が目指すのは“広場”のような街を創出すること。「暮らす」「働く」「集う」「憩う」「学ぶ」「楽しむ」「遊ぶ」など、人々の様々な営みがシームレスにつながる「立体緑園都市(ヴァーティカル・ガーデンシティ)」です。

 

 

賑わいの中心となるのは、「中央広場」内に位置し、緑に囲まれた「麻布台ヒルズ アリーナ」。

この街の特徴的なランドスケープも手掛けているザウィック・スタジオがデザインしたユニークな大屋根「The Cloud」がかかります。

 


「森JPタワー」に隣接する大屋根を冠するオープンスペースは、多様なイベントに対応できる設備を備えています。


屋外のイベントスペースに必要な機能としてのみならず、アート性を包含したパブリックアートとしても位置付けられます。「The Cloud」は、「中央広場」のアイコンです。

 

デザインは、「麻布台ヒルズ アリーナ」で行われるイベントやアクティビティから流れてくるようなエネルギーを反映した、「動きのある、動的な雲」である「吊るし雲」をモチーフとしているそうです。


だから「The Cloud」なんですね。

 

また、隣接する約550m²の芝生広場や、カフェ兼イベントスペースの「麻布台ヒルズカフェ」も利用可能です。
 

 


中央広場のパブリックアートは奈良美智〈東京の森の子〉(2023)
 

 


中央広場のパブリックアート〈Artificial Rock. No.109〉(2015)

隣接する芝生エリアはパブリックアートが点在しアートを身近に楽しめる豊かな空間です。

 

 

ヘザウィック・スタジオがデザインした屋台、麻布台ヒルズ キオスクも登場。

 

 

 

 

敷地内には約320種の多様な植物を配し、34種の在来植生を中心に、野山を散策するように四季の移ろいが感じられます。

 

だんだん畑のような果樹園

果樹園や菜園では、ブルーベリー、レモン、モモなど11種の果樹をはじめ、ハーブやエディブルプランツなどを育てています。

 

また、街全体に開花時期の異なる桜が植えられており、春には2月のカワヅザクラから、4月のソメイヨシノやヤマザクラやシダレザクラ、5月上旬のフクロクジュやカンザンなどの八重桜まで、多彩な桜を⻑く楽しむことができます。

 

これからが楽しみな中央広場です。