茶室のインテリア | 福岡のインテリアデザイン | アンティーク家具 GuildArts

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前回も取り上げた、茶室についてです!

桃山時代に、千利休によって広まった侘び茶。

利休は、豊臣秀吉のために、大きなお茶会を開いたり黄金の茶室を作ったりしましたが、

茶の本道は仏教の精神を表現することと考え、小規模な草庵でのお茶会を重視していたそうで
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す。このため、利休の茶を草庵の茶とも言います。

華やかなことに身を投じているかのように見せながらも、周りに流されることなく本質をしっかりと

見抜き、信念を貫くその姿、憧れます…


☆茶室のエレメント☆

にじり口:一般の客が出入りする小さな出入り口。特別な客を通す(利休においては豊臣秀                        吉など)には貴人口(きにんぐち)が使われた。

    茶に来る全員があの小さな入り口から入っていたわけではなかったんですね!

土壁:草庵茶室の壁は土壁が普通。

下地窓:茶室の壁を塗り残し、下地の格子状の竹を見せた窓。この窓に引っ掛けておく障子                    を掛け障子という。

室床(むろどこ)床の間の形式で内面の角の柱や天井の縁を壁で塗り隠したもの。

台子(だいす):侘び茶で用いられた茶道具を置く台。

風炉(ふろ):茶を涌かす炉。

露地:茶室の庭のことで、待合(まちあい)、つくばい(いしの手水鉢)、便所の雪隠(せっちん)
     石灯篭、飛び石などが配置された。

一言で茶室といっても、いろいろなものから構成されているんですね!きっと、選りすぐられて現代まで受け継がれてきているのでしょうね…