作る人の気持ちが味を作る | 元片付けられない女 トモコのブログ

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アラ還・整理収納アドバイザー、時々カラーリストのトモコ。暮らしのこと、高齢者の両親のこと、カラー診断や片付けのことを本音を交えて綴ります。

ご無沙汰しています。

 

なかなか、ブログが続かなくて

ごめんなさい。





 

 

 

 

さて・・・

 

今日、ある方から

 

和食ほど

人の心が伝わる食べ物はない

 

・・・と、いう話を聞きました。

 

 

 





 

 

おにぎり

握りずし

(漬物も?)など

 

 

 

手で握ったあと、

火を通すことなく

そのまま食される和食は

 



 

作った人の気持ちが

手を通して、

ダイレクトに

味に伝わってしまうそうです。

 

 



 

 

 

その方によると



 

あるおにぎりの教室に参加した時、


二人一組で互いに握った

おにぎりを食べることになって

 

 



一緒に参加していた

お嬢さんの握った

おにぎりを食べたのだそう。

 

 




 

その当時、お嬢さんはちょうど

反抗期の真っ最中。

 





母親に対して、いつも

とげとげしかったそうです。

 

 

 

そうしたら、なんと・・・

 

 



 

同じ釜で炊いたご飯なのに

お嬢さんの作ったおにぎりは

中が冷えていた

・・・という話。

 

 



 

さすがに

まずかったとは言いませんでしたが

 

 

明らかに自分の握ったおにぎりとは

味が違っていたのだそうです。

 

 








 

 

それを聞いた時、

私にも思い当たるふしがありました。

 

 





 

一つは、結婚して

久しぶりに実家に帰った時のこと。

 

 






母親の握ってくれた

おにぎりを

久しぶりに食べたら

 

 

 

すごくおいしくて・・・びっくり

 

 





 

今、考えると

娘の私に対する

愛情がこもっていたのでしょうね。

 

 

 







 

 

その反対の経験もありまして・・・。

 

 

 





 

 

和食ではありませんが、

ある女性が我が家で

「冷やし中華」を

作ってくれた時のこと。

 

 





 

ちょうど、その時、

話がかみ合わずお互いに

イライラしていました。

 

 




 

お昼になり、

冷蔵庫に入っていた

冷やし中華を取り出した彼女は

 

 




不機嫌な表情で、

冷やし中華を作って

無言でテーブルに置きました。

 

 




作ってもらった

お礼を言っても

返事がない。

 





 

その時


一口食べて

驚きました。びっくり

 

 

 





まずい。





 

 

 

冷やし中華なんて

茹でた麺に

添付してあるスープをかけるだけ。

 

 






それなのに

いまだかつて食べたことがないほど

まずかったです。




 

 

 

 

愛情が伴わない料理は

どんな人が作ってもまずい。

 



料理が上手いとか

下手だとか関係ない。



 

 

 

 

 

これは、学びでした。

 

愛情がスパイスって

本当ですね。

 

 

 




 

 

だから・・・

 

せめてごはんを作る時は

面倒くさいと思わず、



上機嫌で

食べる人に

愛情を持って作りたい。

 





 

 

そう思った話でした。