昨日の続き…



昨日のブログ





夜が明けて

昨日を思い出しつつ

書いてみたいと思います。




  カフェにて



実は、今回、江ノ島に行くことは

わかっていたけれど


そこで何をするのか

全くわかっていなかった私。




よく言えば

先入観なしのピュアな気持ちで

参加しました。





参加者17名のうち、

面識があるのは、

自分以外2人だけだったこともあり、

初めはドキドキです。爆笑





美味しいスイーツや軽食を

食べながらの自己紹介の後、



かき氷が溶けるのもかまわず

ただ、ただ見守っていたのは



参加者のお一人に

じゅんじゅん♪(順子先生)が

みんなの前で

メイクをしていた時間。



その話を書きたいと思います。


(今回は、ほぼ写真をとらなかったので

その時の写真もなくて、ごめんなさい)








その時間は、初めから

スケジュールに

組み込まれていたわけではなく




突然、じゅんじゅん♪の



「予定にはないことなのですが…」



の一言で始まりました。






紹介された

その方は

今年1月に最愛のパートナーを

亡くされたそうです。




春に会った時に

その話を聴いたじゅんじゅん♪は

本当はその時、

彼女にメイクをしてあげたかったのだそう。


〇〇ちゃんに

メイクしてあげたい気持ちがを

ずっと心にあったようです。



でも、仙台に住むじゅんじゅん♪と

東京に住むその方は

普段、会うことはありません。







「私は、前回会った時、

〇〇ちゃんに

何て声をかけていいか

わからなかったです。




私はメイクの講師なので

できることといえば

メイクをして差し上げることだけ。



だから、できる機会があったら

〇〇ちゃんにメイクを

してあげたいと思っていました。




今日、ここに参加してくださったので

予定にはなかったことですが



皆さんに少しお時間をいただいて

〇〇ちゃんにメイクをさせていただきたいと

思います。」




みんなが固唾を飲んで

見守る中


〇〇ちゃんと呼ばれた女性が

先生の前の椅子に

座りました。





明るく元気そうに

振る舞っていた彼女が

そんな悲しみを抱えていたなんて…。





内心思いもしなかったことに

驚きながら、

私も

目が離せませんでした。







そして、始まりました。







3分メイクという

披露する場があるくらい

美塾のメイクは

シンプルで

手数が少ないです。





ですから、

心が整っていない状態で

雑にやったり

適当にやっても

その人の持つ

美しさは引き出せない。






上級講師と呼ばれる

じゅんじゅん♪が本気で施す

メイクを見る機会は

めったにないこともあり




そこにいる全員が

息をするのを忘れるくらい

集中しているのが

わかりました。






初めにじゅんじゅん♪は

丁寧に

優しく

両手でメイクする人の

顔を包み込みます。

(細胞たちに語りかけているとか)






場所を変えながら

時間をかけて

丁寧に〇〇ちゃんの

顔を両手で

優しく包み込む

じゅんじゅん♪。






〇〇ちゃんの目から

涙が溢れました。






その時、

〇〇ちゃんとじゅんじゅん♪の周りに

柔らかなベールが

かかっているような

気がしました。






ああ、パートナーの方の

愛と光に包まれているんだな…

と、感じた私。








ずいぶんと長いこと

顔を包み込んでいた両手を離し

じゅんじゅん♪がメイクを始めました。




その手は、迷うことなく

リズミカルに動き



私たちが習った通りの順番で

顔の上をメイクブラシが

なぞって行きます。





何の音もしない

静かな時間が流れて行きます。






そして、

静かにメイクブラシが置かれて

メイクが終わりました。







そこにいるおそらく全員が

〇〇ちゃんを包み込む

じゅんじゅん♪と

パートナーさん

そして、そこにいた

全員の愛と光を

感じていたのでは

ないかと思います。




美しくメイクされた

自分の顔を鏡で見た〇〇ちゃん。


「きれい…」

と、一言つぶやくと、

目からまた、

涙が溢れました。



その涙を拭った後

「あー、せっかくメイクしてもらったのに」

と、笑顔で一言。





〇〇ちゃんは、

みんなの笑顔と

感動の拍手に包まれていました。






あとで〇〇ちゃんが言うには

メイクをしてもらっている間、

ずっと全員の

慈愛の気持ちを感じていたとか。






本当に美しく

優しい時間でした。おねがい









(おまけ)


私もかつて一度

上級クラス卒業のお祝いで

クラスの仲間たちと

じゅんじゅん♪のメイクを

受けたことがあります。






その時、カメラマンのサリーが一言。


「ともちゃん、いつもと違う。別人」


なんですってー。びっくり







確かに…




別人かも…。爆笑











最後までお読みいただき

ありがとうございました。




続きはまた、いつかウインク