リウマチだけど、月山(がっさん)に行きたい | 元片付けられない女 トモコのブログ

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アラ還・整理収納アドバイザー、時々カラーリストのトモコ。暮らしのこと、高齢者の両親のこと、カラー診断や片付けのことを本音を交えて綴ります。

お久しぶりです。安田です。

 

 

このところ、ブログを

お休みしていました。

 

 

体調を崩していた

わけではなく

夏休みです!ウインク




そして…




とうとう、

念願の月山に

登ることができたことを

ご報告します!爆笑

 

 






今日は、その話です。

 

 

 

 

 


リウマチの私は、

足指の元の関節辺りの

変形がはじまったのか、

痛くて、痛くて…。


おまけに

膝の裏に水がたまるようになり

まともに歩けない

状態でした。



 

 

 

 

でも、どうしても

今年、月山に行きたかった。おねがい

 

 

 

 

うさぎ年だから・・

 

 

は、あまり関係なく、

 

 

 

 

末っ子が来年春に

大学を卒業するため

山形とのご縁も

タイムリミットが見えて来たのです。



ですから、今年の夏に

まだご縁のあるうちに

出羽三山の三山に

登りたかった…と、いうわけです。

 

 



羽黒山は、

車で頂上まで行けるので

1度目は車で

2度目は、徒歩で登りました。



そして、湯殿山も2回。

車でかなり頂上近くまで行けるので

お参りすることができました。



どちらも

時期さえ逃さなければ

比較的登りやすいわけです。

(湯殿山は、冬場は道路が

閉鎖され、雪が溶けるまで

行けません)



 


 

月山は、そういうわけには行きません。


標高1984mの月山は

春、初夏のスキーができるほど

雪が溶けきりません。



8合目にある駐車場から登るルートも

リフトを使うルートも

初級とありますが

さすがに高尾山を登るような

気軽さでは登れません。


(ちなみに高尾山の標高は

599m)


 

 


 

・・・と、いうわけで

いつも流れのまま生きている

自分としては珍しく


今年、絶対に

月山に行きたい

・・と、熱く思って

ぼちぼち、

準備を進めていました。

 

 

 



 

いよいよ、来週というところで…






台風が沖縄・九州にきました。



 

 

もし、台風が本州に沿って

進んだら、

あきらめる覚悟をしました。


 

 

 

そして・・・

 

 

もともと、今ひとつ

調子が悪かった車が

500キロ、高速を走って

さらに調子が悪くなったら

 

・・・

 

車の状態がさらに悪くなって

危険を感じたら

やめる…ことも

覚悟しました。

 

 

 

 

スピリチュアルな方が見たら

月山が来るな…と、

言っている状態???

 

 

 

 

でも、ふと…キョロキョロ

 

 

 

 

あ、夢が叶いそうになって

自分、腰が引けてる

 

…と、気づきました。

 

 

 

 

 

頭の中は

やめることばかり

想定していたからです。

 

 

 

ダメならダメでオッケー!

行けるところまで

行ったれー!

…と、覚悟を決めました。爆笑


 

 …と、言いながら

相当、不安で緊張して

いましたけどね。ウインク


 

 

 

その日の朝、

天気は曇り。

 

朝食を食べ月山に向けて出発する前

 

 

 

めちゃくちゃ

不安で緊張していました。

 

 

 

 

 

ルートは、山形市から行くのに

1番近い

リフトに乗る初級コース。

 

 

 

 

 

駐車場に車を停め

リフトまでが上り坂で

結構距離があり

 

 

その時点で

バセドウ病で苦しんでいた時のような

状態に。ガーン

 



 

心臓がバクバク、バクバク…



息が上がってはぁはぁ、はぁはぁ…



同行した夫と末っ子から

かなり遅れて


でも、必死に歩いて

リフト乗り場で

追いつきました。

 




 

すでに、苦しい!ガーンガーンガーン

 

 

 

2人についていけないのは

想定内でしたが、


足の痛み

心臓の苦しさ

息の苦しさは

想定以上でした。





まだ、登ってないのに!

 

 



母親から借りた

ストックも使い方がわからないし

 

 

行きたかったの

自分だよね?

 大丈夫か?私。

 

 

…と、暗澹たる気持ちになり

 不安もマックス。ガーン

 

 

 



 

でも、リフトに乗ったら

そんな気持ちはどこへやら。

 

 

 

末っ子と2人で

女子トーク。



リフト、気持ちいいねー。照れ



涼しい〜🎵爆笑

 

 

あ、野生のリンドウ!びっくり

 


リンドウって、

元々は、背が低いんだねーニコニコ

 


 

デッサンで

何度もリンドウを描いたから

もう、実物を見なくても

リンドウは描けるよーウインク

 


へー、そうなんだーびっくり






なんて、お気楽会話。


そして、到着。

 

 




 

リフトを降りて歩き始めた

途端にまた、不安マックス。ガーン

 

 

 

木道を楽しそうに歩く

夫と末っ子。

 

 

 

数メートル離れて

ぜいぜい喘ぎながら

ストックにすがるように

歩く私。

 

 



 

周りをみる余裕もなく

頭の中は

ストックをつくタイミングと

 

この日に備えて

情報を集めた

歩き方や姿勢を

必死に思い出そうと

している私。

 

 



かなり、悲惨さが

漂っていたと思います。

 

 

 

なのに

先を行く2人が

途中のベンチに座って

待っているのに追いつくと

 

 

水を飲みながら



花、キレイだねー。照れ

 

じゃ、行こうかウインク

 

と、スタートできるから

不思議。

 

 



心臓バクバク

呼吸ぜいぜい

気持ち、不安



休憩して復活




そんなことを

繰り返しているうちに

 

 

 

 

 

 

ふと…

 

 

「おそれるな」

 

 と、いう言葉が浮かんで来ました。






そうか。

私、怖がっているんだ。


だから、余計に苦しいんだ。

 

 


 

 

かつて

医者に何度かかっても

何度検査しても

わからなかった

バセドウ病。


 

心臓が苦しくて

身体がキツくて

疲れがひどくて


何か変!

でも、検査結果は、「異常なし」





あの時の身体のキツさと

不安さを味わうことは

私にとって

恐怖でしかありません。



 トラウマって、

ヤツですか?

 

 

 

月山がどれだけの距離を歩けば

頂上につけるかわからない

不安



心臓や呼吸の苦しさ



足の痛みと

どこまで足が持つのか

わからない不安

 

 



私はいつのまにか

自分の中の恐怖や不安と

戦っているの気づき、



怖がるの、やーめた!


と、口にして

言ってみました。

 

 

 

 

歩いていれば

いずへ頂上に着くから

大丈夫。

 

 


 

 

月山の神様〜。


ようやく

会いに来れましたー。


だから

頂上まで行かせてくださいねー。

 

と、心の中で

言ってみたら、

ちょっと、気が楽になった

気がしました。

 

 



あとは、ただ、ただ

足元を見て

一歩、一歩。

 

 




雲に覆われていて

周りが見えなかったことも

幸いしました。

 



 


もし、先が見えたら



それこそ、とたんに

 

ムリ、ムリ、ムリ、ムリ…ガーンガーンガーン

 

と、足が前に進まなかったかも。

 



あんな険しい所歩けないっ!えーんえーんえーん

 

…と。

 

 

 





 

ふと、昔、

当時、

ワンダーフォーゲル部だった

知人から

聞いた話を思い出しました。




女子の先輩が

もう、歩けない!

…と、座り込んで

動けなくなった後輩に


お願いだから、歩いて

…と、拝んで拝んで

歩かせたという話。

 

 

その後輩の気持ち、

今ならよくわかる…。

 

 

 

 

 

ようやく

岩場を登れば

頂上に着くという地点まで

辿り着いて

休んだ時。

 

 

 

水が残り少ないことに

気づきました。




さすがに

ペットボトル1本じゃ

足りなかったガーン

 

 

 

 

 

往復で6時間近く歩くのに

それぞれ持っているのは

350㎖のペットボトル1本。

 

考えてみたら

足りるわけない。ガーン

 

 

高尾山しか

登ったことのない

登山初心者🔰の失敗です。えーん

 

 

 

 

残りわずかになった

ペットボトルを見ながら

 

 

大事に少しずつ

飲むしかないか…。

 

 

と、思ってリュックを開けると…

 

 

出がけのコンビニで買って来た

ウィダーインゼリーが…びっくり

 

 

あー。良かったー爆笑

 

 

 

最後に岩場に登る前に

ウィダーインゼリーで

喉を癒しました。

 

 

ウィダーインゼリーって、

こんなに美味しかったっけ?爆笑

 

 

ウィダーインゼリー

 

 

 

 

実は…

 

夫は、もっと前に

足りなくなることに

気づいていたらしい。

 

 

あまり飲まないように

していたらしく、

自分の分を末っ子と私に

水を分けてくれました。

 

 (自分がペットボトル1本あれば

十分と、言ったから責任を

感じていたのかな?)




長くなってきたので

この辺で。



続きはまた、次回に。ウインク