11月1日は、きんてつ鉄道まつり。

高安車庫と五位堂検修車庫の2カ所同時進行でしたが、高安のみ行ってきました。


家から大したことない距離なのに、近鉄電車の片道運賃300円が気に入らず、ちょっとした運動がてら自転車で行きました。


車庫内にも一応、自転車置場はありましたが、開門前で気付かず、駅前の有料駐輪場へ。
盗難対策なら、こっちで地球ロックかましたほうが硬いと言えば、硬い。


開門前のフェンス越しに、話題の新車1A系がお出迎え。
(この写真は中から撮影。外からも丸見えだった)

茶色い「シリーズ21」以外は赤がシンボルカラーとも言える近鉄の一般車に、新しい色が登場。

大阪線、名古屋線に導入予定です。


行先は「急行 平田町」…?

今も四日市始発で平田町ゆきの急行がありますが、伊勢若松から普通電車は3両編成の鈴鹿線は6両編成に対応出来るのか…
(この1A系は4両編成も、大阪上本町よりに別の2両編成を併結、全部で6両編成)


車庫の中を色々見ると、この倉庫のドアは近鉄が試作で導入し、だいぶ前に廃車されたステンレス車の3000系のドアか?
近鉄の無塗装車は3000系のみだから、可能性は大。

特別仕様のタクシーも。
大阪上本町付近で何回か走ってるのを見たことがある、「ひのとり」タクシー。

走ってるのは見たことがない、「青の交響曲」タクシー。
ナンバーが和泉で、小さい字で「古市」と書かれていたので羽曳野方面で走ってるのでしょう。

タクシーでも、近鉄特急の宣伝です。


「青の交響曲」の試し塗りに使われ、現在もそのままの姿の構内入れ替え車。
「Takayasu Kitashako Only」、高安北車庫限定です。

行先がLED、内装が更新されたリニューアルの一般車と、クラブツーリズム専用の「かぎろひ」。
一般車のほうは行先が「夢の行先コンテスト」の優秀作品発表がてら、絵入りで「急行 富士山」などの表示も。

部屋の中では、鉄道模型のジオラマもありました。
JR西日本の8+4の12両編成の新快速など、近鉄以外の他社の車両も編成の並びが忠実なのは意外でした。

しかしこの立て看板は……名張から東とか、名古屋線の駅に立てても良さそう。

食事は、高安車庫の社員食堂のカレーを数量限定50食の誘惑に釣られて食べましたが、50食以上ありそうでした。


高安車庫の休憩用に開放されていたのは、1400系FC04。

リニューアル済みですが、黒いドアの新車は結局出ませんでした。

隣に特急「アーバンライナー」、反対側に1Aと最近のリニューアル車が止まってましたが、そっちを休憩用にしないところがしっかりしてるな…近鉄。

「特急車内へは、特急券を買ってね(笑)」といったところか。


ここ最近はどこの鉄道会社もグッズ販売をやっていて、近鉄も例外ではありません。

東北新幹線E5系「はやぶさ」などの子供用ヘルメットはたまに見かけますが、近鉄特急「ひのとり」も。

観光列車の如く沿線にこだわるなら、東大阪市の「オージーケーカブト」製であってほしいところです。


行きの自転車置場を探していたときと、帰りに高安車庫北側に検測車「はかるくん」がいました。

これを展示してくれても………と思いました。

普段は来客を入れない、高安車庫の限られたスペースに、縁日にタクシー、ラグビーの「花園近鉄ライナーズ」ブースなどを詰め込んで混乱もなく、よくやったと思います。

無茶苦茶な混雑でもありませんでしたが。



電車賃片道300円、往復600円を嫌って自転車で行きましたが…

駐輪場代200円、近鉄レンタリース株式会社…………

ちゃっかりしてるね。近鉄グループ。