北千住5:03発、代々木上原ゆきに乗ろうと、北千住駅に入りました。
使う乗車券は「Tokyo Subway Ticket 24」。

これなら、前日の夜10時に使い始めると、翌日夜10時まで使える、優れものです。

「さすがに早朝は混んでないだろ」
「無茶苦茶混まないから運転間隔が空いてる」
という、思い込みは、電車到着とともに壊されました。
北千住朝5:03発の代々木上原ゆき、10両編成でも席が埋まるどころか、立ち客多数……
目を疑いました。
あとで調べたら、この電車は常磐線各駅停車、我孫子4:29始発でした。
車両はJR東日本、E233-2000。

神田明神ホールの最寄り駅を過ぎ、大手町まで座れませんでした。
とりあえず代々木上原まで乗車。朝早すぎるから街はまだ、目覚めてない感じでした。
そのあと、西船橋へ。
大手町で東西線に乗り換えで行きましたが、北千住からの電車と違い、都心から離れていく電車はまだ混雑はマシでした。
西船橋へ向かう東西線で乗ったのは、JR東日本E231系の快速。E231系の快速は初めてでした。
西船橋到着時はまだ、6時台。
7時にもなってないのに、バス停やら駅周辺からは、JR総武線各駅停車や武蔵野線、地下鉄東西線に乗る人の流れが途絶えません。
7時前に、再び東西線ホームへ。
西船橋は東西線の東側の終点ではあるものの、そこから東葉高速鉄道の東葉勝田台、総武線各駅停車の津田沼まで乗り入れもしています。
東西線ホーム上どころか、東西線ホーム東側から上を見たら見える、武蔵野線ホームも人でごった返してました。
人が減るのは、電車が到着した後だけ。

しばらく見物したのち、通勤快速で中野へ。
東葉勝田台か津田沼か知らないが、とにかく西船橋始発ではないので、すでに席が埋まってる状態からスタート。
通勤快速は西船橋から浦安の途中駅は通過し、浦安から各駅に停車します。快速はさらに、浦安から東陽町の途中駅も通過。
浦安、葛西…と、1駅進むごとに混雑はキツくなります。
先行列車遅れで運転間隔調整も行い、混雑率の調整も行なっていたのでしょうか。
朝の7時を少し過ぎたぐらいなのに、大阪の混雑のピーク時のキツいのに匹敵する混雑。
東西線は千葉県内は地上を、中野駅付近を除く東京都内は地下を走りますが、地上区間で肩や肘が当たる状態、地下に入れば押されるレベルでした。
日本橋で座れたときには、ため息が出ました。
このまま座って中野へ。
中野で改札を出ようとしたら、人が多すぎる上に磁気券対応改札が限定されているため、改札通るのも一苦労でした。
中野駅も、歩道橋の上やら商店街、バス停から人の流れが凄まじく、
「これはやってられん!」
とコンビニで飲料水を補給し、ラッシュが落ち着くのを駅前のベンチで待つことにしました。
ベンチで「全国混雑率ランキング」なるものをネットで検索しましたが、それによると関東圏、中京圏、関西圏では、関西圏が1番マシ。
路線別混雑率も、20位までに入る関西圏の鉄道は阪急神戸線のみ。
ひどいのは、日暮里・舎人ライナー、西鉄貝塚線、広電宮島線と、1本あたりの車両輸送力が小さいところに集中。
関東圏では、ピーク時でもJR東海道線の特急「湘南」など一部の路線は着席通勤できても、小田急などの私鉄ではピーク時に指定席がありません…
私鉄の朝の着席列車は、早朝か遅めの設定。
鉄道ネタだと、関西圏はものすごい恵まれてるんだな…
と痛感しました。

