福岡日帰りの翌日、8月3日は富山、上越妙高への日帰り旅行でした。
まずは大阪駅8:40発の「サンダーバード9号」で敦賀へ向かいました。
通常「サンダーバード」は9両編成で敦賀寄り先頭、1号車グリーン車が流線形のものはグリーン車が36席で6+3の9両、鷹運転台のものは9両固定編成です。
12両編成は、これらの編成の大阪寄りに3両増結されます。
席を予約するとき、一応グリーン車の座席表も見て流線形のほうが来るのは解ってましたが、フロントガラスの下のヘッドライトが白いHIDランプ。
実はこの編成(前の6両)、元北越急行車で車番は683-8001と8000番代を名乗ります。
登場から北陸新幹線金沢開業後しばらくは、違う色でフロントノーズが赤く、側面は窓の下に赤帯でした。
その時の車両に付いてた愛称が「スノーラビットエクスプレス」で、「スノーラビット」の名は北越急行線経由の特急廃止後も超快速に引き継がれましたが、超快速の種別は廃止されました。
新幹線以外では京成スカイライナーが最速で160km/hですが、在来線160km/h運転は北越急行線内の特急「はくたか」が先で、この「スノーラビット」とJR西日本車「ホワイトウイング」が160km/h運転していました。
この列車の6号車で敦賀へ。
JRの特急は総じて出足が鈍いが、スピードが出てくれば伸び足が有ります。
大阪〜山科の東海道線の複々線と湖西線は130km/hに近い速度で快調に飛ばして爽快でした。
湖西線と言えば、明るい時間なら滋賀県民が「うみ」、「マザーレイク」とも言う、びわ湖の眺めが良い!
近江塩津で米原からの北陸本線に合流してからはスピードは落ち、日本海側に抜けて敦賀に到着。
在来線の敦賀駅は特急とその他では乗り場が離れていて、特急は新幹線の真下に乗り場が有ります。
そのまま上に上がる感じで乗り換え改札を通り、福井、金沢、新高岡のみ停車の速達「つるぎ」で富山に向かいました。
珍しい元北越急行車。色は「サンダーバード」のリニューアル色ですが、グリーン車含め中身はそのまま。
したがって、グリーン車に乗るときは正直、余り来て欲しくないです。
683系と直流専用改造289系の流線形(ツリ目)、純正のグリーン車の座席の枕が硬めなので。
